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弾指【ダンシ】

デジタル大辞泉

だん‐し【弾指】
[名](スル)《古くは「たんじ」「だんじ」とも》
仏語。
㋐曲げた指の爪を親指の腹にかけて強くはじくこと。許諾・警告・忌避や歓喜などの意を表す所作。
㋑きわめて短い時間の単位。一万二千弾指を一昼夜とする。
非難すること。排斥すること。
「其浮薄遊惰を悪(にく)んで以て之れを―せざる者なしと」〈菊亭香水・世路日記〉

出典:小学館
監修:松村明
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大辞林 第三版

だんし【弾指】
( 名 ) スル
〔「たんじ」とも〕
〘仏〙 親指と人差し指をはじいて、音を出すこと。インドの習俗に始まる。
許諾・歓喜・警告・告知などの場合に行う。 「な泣きそ、とこしらへて-してのたまひける/著聞 13
禅宗で、便所を出たあとなどに不浄を払うために指をはじくこと。不浄弾指。
〘仏〙 きわめて短い時間。二十瞬に相当する。弾指頃だんしきよう
非難・排斥すること。つまはじき。指弾。 「彼が其浮薄遊惰を悪にくんで以て之れを-せざる者なし/世路日記 香水

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

だん‐し【弾指】
〘名〙 (「たんじ」「だんじ」「たんし」とも)
① 仏語。人さしか中指の先を親指の腹にあてて音を立てること。敬虔や歓喜、あるいは警告や許可などの意を表わす。
※霊異記(810‐824)下「爰に景戒慚愧の心を発して、指して言はく」
② 転じて、非難すること。排斥すること。
※小右記‐長和三年(1014)一二月六日「其辺有能通朝臣領処、大納言有要望気者、可弾指之世也」
③ 仏語。極めて短い時間を表わす単位。一弾指を六十五刹那とも六十念ともいい、一万二千弾指を一昼夜ともする。
※空華集(1359‐68頃)一〇・賀雲門菴甘露閣成、兼謝主人太清和尚見展待云「甘露法門弾指開、倚空高閣望悠哉」 〔摩訶迦葉度貧母経〕

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