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弾力性【ダンリョクセイ】

デジタル大辞泉

だんりょく‐せい【弾力性】
物体の弾力に富む性質。「弾力性のある若々しい肌」
思考や行動などの状況に応じて変化できる性質。柔軟性や融通性。「弾力性のある考え方」

出典:小学館
監修:松村明
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栄養・生化学辞典

弾力性
 といわれる場合がある.物体外力が加わったとき,その外力を除くと物体がもとの状態に戻ろうとする性質

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

だんりょくせい【弾力性 elasticity】
経済理論において,二つの変数が関数関係でつながっている場合,その2変数のパーセンテージ変化を用いて両変数の関係を記述することがある。この比を一般に弾力性と呼ぶ。いろいろな種類の弾力性が定義されうるが,この概念の考案者の一人であるA.マーシャルは,需要曲線供給曲線価格弾力性という形で初めて定義した。需要の価格弾力性は,人々が需要したいと望むの数量(q)はその価格水準(p)に依存しているが,この財の価格の微少変化割合(⊿p/p)がどの程度の需要量の変化割合(⊿q/q)をもたらすか,という点に注目する。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

だんりょくせい【弾力性】
物体のもつ弾力の性質。 「 -に富む」
変化に適応できる性質。融通に富む性質。 「 -のある政策」
価格や所得の変化に対して需要量や供給量がどれだけ変化するかを測る指標。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

弾力性
だんりょくせい
elasticity
ある経済変数xが1%変化したとき、それに反応して他の変数yが何%変化するかを測る尺度をいう。xがΔxだけ変化し、yがΔyだけ変化するときには、yのxについての弾力性は、

で示される。この弾力性の値が1より大きいと、xの1%の変化はそれ以上のyの変化をもたらし、yは弾力的であるといわれる。弾力性の値が一であると、xの1%の変化はyの1%の変化をもたらし、yは中立的であるという。弾力性の値が一より小さいと、yは非弾力的であるといい、xの1%の変化はそれ以下のyの変化しかもたらさない。
 弾力性にはいろいろあるが、代表的なものとして需要の弾力性があげられる。通常の場合には、ある財の需要量は、その財の価格が上昇すると減少し、所得が増えると増加する。価格が1%増えると需要量が何%減少するかを測るのが、需要の「価格弾力性」であり、所得が1%増えるとどれくらい需要量が増えるかを示すのが、需要の「所得弾力性」である。一般に、必需品の価格弾力性と所得弾力性は一より低い値となる。すなわち、必需品の場合には、価格が変化しても、また人々の所得が減ったり増えたりしても、需要量はさして変化しない。これに対して奢侈(しゃし)品の場合には、価格弾力性も所得弾力性も一より大きい値となる。すなわち、所得の伸びが大きいほど、またその価格の下げ幅が大きいほど、それへの需要の伸びが大きくなるのである。
 そのほか、予想の弾力性、代替の弾力性、支出弾力性など、多くの弾力性の概念が利用されている。経済変数は相互に関連しあって変化するのが一般的であり、その関連の度合いを示す弾力性は、経済分析において重要な役割を果たしている。[内島敏之]
『篠原三代平著『ミクロ経済学』(1979・筑摩書房)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

だんりょく‐せい【弾力性】
〘名〙
① 物体が外力を加えられてひずみ、その外力を取り去った時、再びもとにもどる性質。弾性。〔改正増補物理階梯(1876)〕
② 思考や行動などが状況の変化に適応できる性質。柔軟性や融通性
※硝子戸の中(1915)〈夏目漱石〉一一「多少の弾力性(ダンリョクセイ)が出来てきた」
※学生と教養(1936)〈鈴木利貞編〉学生時代の回顧〈東畑精一〉三「今日の学科制度には〈略〉少くともその外的制度だけに就ても今日よりも一層弾力性、融通性を与へらるべく」

出典:精選版 日本国語大辞典
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