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強制措置【きょうせいそち】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

強制措置
きょうせいそち
enforcement measure
集団安全保障体制のもとで,侵略国に対して加える制裁をいい,現在は通常国際連合のそれをさす。国連は加盟国の個別の武力行使を原則的に禁止し,侵略や平和破壊行為をなす国家に対しては,経済関係の断絶などの非軍事的措置または軍事的措置を集団的にとることとしている。国連憲章上,侵略行為の存在の認定と強制措置の勧告・決定は安全保障理事会の権限に属する。憲章は軍事的強制措置をとるために国連軍の創設を想定したが,本来の国連軍はいまだ編成されたことがない。朝鮮国連軍 (1950) ,湾岸多国籍軍は本来の国連軍ではなく,国連の要請・授権によって派兵された加盟国の軍隊であったため,その行動が国連の強制措置であったかどうかについては議論がある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

きょうせい‐そち〔キヤウセイ‐〕【強制措置】
行政上の制度において、本人の意思に関わりなく強制的に定めること。
少年事件で、収容された施設で行動の自由を制限すること。
社会保険未加入・未納事業所・個人に勧告し、保険料を支払わない場合は銀行口座を差し押さえるなどの処置を取ること。
平和を破壊、または侵略行為を行った国に対して国連が取る処置。経済制裁などの非軍事的措置と、武力を行使する軍事的措置とがある。

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世界大百科事典 第2版

きょうせいそち【強制措置】

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大辞林 第三版

きょうせいそち【強制措置】
国連が国際社会の平和と安全のために国連憲章第七章の下でとる措置。非軍事的措置と軍事的措置とがある。安全保障理事会の行う強制措置の決定には法的拘束力があり加盟国は従う義務がある。 → 経済制裁国際連合軍

出典:三省堂
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