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【エン】

デジタル大辞泉

えん【延】[漢字項目]
[音]エン(呉)(漢) [訓]のびる のべる のばす ひく
学習漢字]6年
長くのびる。のばす。「延焼延長延命圧延蔓延(まんえん)
時間が予定より長びく。「延引延滞順延遅延
引き入れる。招く。「延見
[名のり]すけ・すすむ・ただし・とお・なが・のぶ・のぶる
[難読]延縄(はえなわ)

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

のび【延】
中世においての大小から生じる計量上の増加分。私枡の種類が急激に増加した平安時代末期から鎌倉・室町時代にかけて,大きな枡で量った年貢米等を小さな枡で再計量する必要が少なくなかった。例えば各地の荘園からの年貢米等をそれぞれ異なる量の荘枡で収納した領主は,これを消費にあてるためには,それらより小さな領主枡あるいは下行(げぎよう)枡で統一的に量り直さなければならなかった。このようにして生じた計量上の増加分を,一般に〈延〉,ときには〈交分(きようぶん)〉と称した。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

えん【延】
〘名〙
② 「延長」の意。長いこと。
※米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉例言「英の一『エーカー』は、我四段二十歩に当る、五『エーカー』にて、我二町に比較し、只百歩の延と知るべし」

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は・える はへる【延】
〘他ア下一(ハ下一)〙 は・ふ 〘他ハ下二〙 (「はう」に対応する他動詞形)
① 糸・紐(ひも)・綱や、布・袖などを長く引きのばす。のばしひろげる。長くはわせる。
※万葉(8C後)五・八九四「墨縄を 播倍(ハヘ)たる如く」
② 転じて、心情、ことばなどを相手に届くようにする。心をよせる。ことばをかける。
※古事記(712)中・歌謡「蓴(ぬなは)繰り 波閇(ハヘ)けく知らに 我が心しぞ いや愚(をこ)にして 今ぞ悔しき」
③ 数を順次ふやす。
※浄瑠璃・吉野忠信(1697頃)三「数へて見ればこはいかに十といひつつ四つはへて」
[補注]室町時代頃からヤ行にも活用した。→はゆ(延)

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は・ゆ【延】
〘他ヤ下二〙 (ハ行下二段活用「はふ」から転じて、室町時代頃から用いられた語) =はえる(延)
※日葡辞書(1603‐04)「シキモノヲ fayuru(ハユル)

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