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【てい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


てい
base
数学用語。 (1) 台形上底下底を合せて底という。 (2) 角柱円柱など柱体底面を底ということがある。 (3) 角錐円錐など錐体の底面を底ということがある。 (4) 指数関数 yaxa をその底という。 (5) 対数関数 y=logaxa をその底という。 (6) ベクトル空間基底のことを底ということがある。 (7) ファイバー空間の底空間をいう。

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デジタル大辞泉

そこ【底】
物のいちばん下。
㋐容器その他くぼみのある物の、いちばん下の平らな部分。「コップの」「箱のが抜ける」
㋑地面・水面から離れたいちばん下の所。「地の」「海の
㋒重なりのいちばん下。「積荷の
物事の極まるところ。はて。極限。際限。「の知れない実力」
奥深い所。「腹のから笑う」
相場が下落して、いちばん安くなったところ。⇔天井
そのものがもつ真の力量。実力。
「義経が乗たる大鹿毛(おほかげ)は…薄墨にも―はまさりてこそあるらめ」〈盛衰記・三六〉
[下接語]奥底心の底心(しん)底手(たな)底谷底奈落の底水(みな)底胸(むな)底(ぞこ)上げ底石底糸底大底織底川底靴底どん底鍋(なべ)底二重底平(ひら)底船(ふな)底

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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てい【底】
種類。程度。中国で近世の口語に用いられた「…の」の意の助辞から出た語。現代中国語では「的」に相当する。
「彼の精神が朦朧として不得要領―に一貫して」〈漱石吾輩は猫である

指数関数yaxおよび対数関数y=logaxにおけるaのこと。基数。→対数累乗
台形の平行な2辺。底辺、また、柱体錐体の底面。

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てい【底】[漢字項目]
[音]テイ(漢) [訓]そこ
学習漢字]4年
〈テイ〉
いちばん低い所。物の下部。そこ。「底辺底面底流奥底(おうてい)海底眼底胸底筐底(きょうてい)湖底心底(しんてい)船底地底徹底到底払底
奥底まで至る。「底止
もとになるもの。「底本基底根底
〈そこ(ぞこ)〉「底力底値心底(しんそこ)谷底船底
[名のり]さだ・ふか

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大辞林 第三版

そこ【底】
容器やくぼんだものの一番下の部分。 「 -を二重にする」 「鍋の-に穴が開く」 「川の-が見える」
積み重なったものの一番下。また、下部。 「 -になった荷物」 「地の-」
物事が進んで、最後に行きつくところ。また、限界。 「 -知れぬ怪力」
奥深くて、うかがい知れないところ。 「心の-まで見透かされる」
普段は表れない真の力量。 「薄墨にも-はまさりてこそあるらめ/盛衰記 36
景気や株価の最低状態。谷。 ⇔ 天井 「相場が-を突く」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

てい【底】
〔中国語の名詞・動詞・形容詞に付く接尾辞から。現代中国語の「的」に相当し、体言を修飾する。現代中国語の「地」に相当して、副詞を作ることもある。語録などの禅語として移入された〕 「…の」「…のような」「…の程度の」の意を表す。また、被修飾の体言を省略して用いられることもある。 「人間社会に於て目撃し得ざる-の伎倆で/吾輩は猫である 漱石」 「打破漆桶-/正法眼蔵」
〘数〙
「底辺」「底面」の略。
a y 乗したら x になるという時の a 。すなわち y =loga x における a 。 → 対数たいすう

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精選版 日本国語大辞典

そこ【底】
[1] 〘名〙
① 海・池・川などくぼんだ地形の下の部分。また、器物などの下を構成する部分。その内側の面や下側の表面をいうこともある。
※古事記(712)上「海塩(うしほ)に沈み溺れたまひき。故、其の底(そこ)に沈み居たまひし時の名を、底度久御魂〈度久の二字は音を以ゐる〉と謂ひ」
※徒然草(1331頃)三「万にいみじくとも、色このまざらん男は、いとさうざうしく、玉の巵(さかづき)の当(そこ)なきここちぞすべき」
② 水などがたたえられているとき、また、物が積み重ねられたりしているとき、その下の方の部分。川や海などの下の方。
※土左(935頃)承平五年二月一一日「あるひと、このやなぎのかげの、かはのそこにうつれるをみてよめるうた」
③ 天に対して、地をいう。また、地表より下の奥深い地中。上代では、この世(中つ国)をはさんで、天に対する、地中の国をいう称。「底つ磐根
※源氏(1001‐14頃)明石「地のそことほるばかりの氷(ひ)降り」
④ きわまるところ。きわみ。はて。また、ぎりぎりのところ、限度。限界。また見通しや理解が及ぶ限度。
※平家(13C前)一二「是は底もなき不覚仁にて候ぞ」
※こゝろ(1914)〈夏目漱石〉上「此問答は私にとって頗る不得要領のものであったが、私は其時底迄押さずに帰って仕舞った」
⑤ 奥深いところ。
※千載(1187)夏・一五七「郭公なほ初声をしのぶ山夕ゐる雲のそこに鳴くなり〈守覚法親王〉」
⑥ 奥深くて、外から容易にうかがうことのできない物事の極致。蘊奥(うんのう)。また、物事の奥にある本質的なもの。
※今物語(1239頃)「近ごろ和歌の道ことにもてなされしかば、内裏仙洞摂政家何れもとりどりにそこをきはめさせ給へり」
⑦ 人に見せない、心の最も奥の部分。真実のひそむところ。しんてい。しんそこ。
※源氏(1001‐14頃)若菜下「もてなしなど、気色ばみ恥づかしく、心のそこゆかしきさまして」
⑧ そのものが有する真実の力量、能力。
※源平盛衰記(14C前)三六「義経が乗たる大鹿毛(かげ)は、〈略〉鎌倉殿のたびたる薄墨にも底(ソコ)はまさりてこそ在るらめ」
⑨ 取引市場で、相場の下落の極点をいう。〔大坂繁花風土記(1814)〕
[2] 〘語素〙 名詞、形容詞などに付いて、表面的なものではなく、「真実の」「至上の」「奥底の」などの意を添える。「底意(そこい)」「底至(そこいたり)」「底寒い」「心底(しんそこ)」など。

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そこり【底】
〘名〙 (動詞「そこる(底)」の連用形の名詞化) 潮がひいて海底が現われること。潮干(しおひ)
※俳諧・或時集(1694)「冬枯や汐も底凝(ソコリ)のうらの家〈浮生〉」

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そこ・る【底】
〘自ラ四〙 潮がひいて海底が現われ出る。干潟となる。
※洒落本・名所拝見(1796)二「しほがそこりましたからどふぞ竹地まてお出なされて下さりまし」
※男五人(1908)〈真山青果〉三「丁度海はそこって居て」

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てい【底】
〘名〙
① した。また、物の最下端の部分。入れ物のもっとも奥の部分。内部。そこ。〔陸機‐従軍行〕
② ほどあい。程度。種類。中国近世の口語に用いられる「…の」という意の助辞から出た語。現代中国語の「的」にあたる。
理学秘訣(1816)「されば人知にある底(テイ)のことは、皆天理の固有にして、己れに非ざることを知るべし」
※吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉五「人間社会に於て目撃し得ざる底の伎倆で」 〔朱子語類‐学一・小学〕
③ 数学で、
(イ) 台形の平行な二辺。
(ロ) 柱体の底面。
(ハ) 錐体の底面。
(ニ) 対数 logax のa。

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