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広帯域CDMA【こうたいいきしーでぃーえむえー】

日本大百科全書(ニッポニカ)

広帯域CDMA
こうたいいきしーでぃーえむえー
国際機関であるITU(国際電気通信連合)が国際標準として定めた第3世代移動通信システム(規格名・IMT-2000)のうち日本、ヨーロッパが提唱した方式。W-CDMA、ワイドバンドCDMAともいう。第2世代の通信方式の一つで、1.5メガヘルツ幅の周波数を使うCDMA(code division multiple access、符号分割多元接続)方式に対し、5メガヘルツ幅の広帯域を使って大量のデータ通信を可能にした。
 日本ではNTTドコモが2001年(平成13)にこの方式を利用した「FOMA(フォーマ)」のサービスを開始、ソフトバンクモバイルとイー・アクセスも採用している。通信速度は当初下り(受信)最大2メガビット/秒(Mbps)程度であったが、さまざまな拡張技術の開発により2011年時点では最大40メガビット/秒以上のサービスも提供されている。
 一方、第3世代移動通信にはアメリカが開発した「cdma2000」という別規格もあり、こちらはKDDI(au)が「CDMA2000 1x」の名称で2002年からサービス提供している。cdma2000はCDMA方式と同じ1.5メガヘルツ幅の電波を3本束ねて利用しデータ送信を効率化する方式。
 移動通信の第1世代はアナログ、第2世代がデジタルで、第3世代は動画送信などマルチメディア利用が可能な高速通信を可能にしたもの。ITUは2012年を目標に光ファイバー並みの100メガビット/秒以上の高速通信が可能な第4世代移動通信システム(IMT-Advanced)の規格策定を進めている。[乾 達]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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