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平氏【たいらうじ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

平氏
たいらうじ
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平氏
へいし
皇族賜姓の豪族。桓武天皇の皇子葛原(かつらばら),万多(まんだ),仲野,賀陽(かや)の 4親王の子孫がを与えられて臣籍に降下したのに始まる。ほかにも仁明天皇の孫雅望王と行忠王の子孫(仁明平氏),文徳天皇の子惟彦親王の子孫(文徳平氏),光孝天皇の子是忠親王の子孫(光孝平氏)も平姓を与えられたが,葛原親王の系統が発展した(→桓武平氏)。葛原親王の子高棟王は天長2(825)年平姓を与えられ,その子孫は律令官人として重要な地位を得たものが多かった。一方,寛平2(890)年高見王の子高望王が平姓を与えられ,その子孫は東国に土着して武士として発展した。高望王は上総介となって任国に土着し,その子国香,良兼,良持,良文,良茂らも関東各地に土着した。良持または良将の子平将門は天慶の乱(→承平・天慶の乱)を起こして滅亡したが,良文,良茂の子孫は秩父,千葉,上総,三浦,土肥,大庭,梶原,長尾の「坂東八平氏」と称され関東一円に強固な武士団を組織し,鎌倉幕府の創立に貢献した。一方,国香の孫維衡は伊勢地方に勢力を拡大して伊勢平氏と称された。その子孫から忠盛,その子清盛が出て,院の北面の武士に登用され,保元・平治の乱で源氏を追放して,武士による初めての政権を六波羅に樹立し,平氏全盛時代を現出したが,元暦2(1185)年3月源氏によって長門壇ノ浦に滅ぼされた。しかし国香の流れをくむ北条氏は鎌倉幕府に重要な地位を占め,源家将軍断絶後は執権として幕府の実権を握った。その後も武人の間では源平いずれかを称する風潮があり,織田信長,豊臣秀吉なども平氏出身と称した。

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デジタル大辞泉

へい‐し【平氏】
平(たいら)の姓を名乗る氏族の称。平家

出典:小学館
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防府市歴史用語集

平氏
 平姓をもつ氏族のことです。様々な流派がありますが、平清盛[たいらのきよもり]に代表される一部の流派が政治の実権をにぎりました。しかし、源氏[げんじ]によってたおされ、一族の大半がほろぼされました。

出典:ほうふWeb歴史館
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世界大百科事典 第2版

へいし【平氏】
平安前期の皇族賜姓の一つ。桓武(かんむ)平氏,仁明(にんみよう)平氏,文徳(もんとく)平氏,光孝(こうこう)平氏の4流がある。桓武平氏は桓武天皇の子・孫で平姓を得た一流をいう。とくに有名なのは桓武天皇の子葛原(かつらはら)親王の子孫で,同親王の子高棟(たかむね)王・高見(たかみ)王の2流に分かれて繁栄した。高棟王系は,同王が初めて平姓を得たのに始まり,堂上公家として桓武平氏の本宗を継ぎ,〈日記の家〉として数々の日記を残している。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

へいし【平氏】
「平たいら」の姓を名乗った一族。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

へい‐し【平氏】
[1] 〘名〙 (古くは「へいじ」とも) 平(たいら)の姓を名のる一族。「平」は平安時代に臣籍に降下した皇族とその子孫に与えられた姓の一つ。その祖である天皇によって桓武平氏・仁明平氏・文徳平氏・光孝平氏と呼ばれた。このうち最も繁栄したのが桓武平氏で、平安末期、清和源氏と並んで武士統合の中心となった。平清盛によって政権をにぎった平氏はその一支流である。平家。

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