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平均海水面【へいきんかいすいめん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

平均海水面
へいきんかいすいめん
mean sea level; MSL
ある期間の海面の平均の高さ。平均海水面の高さは1年を通じて変化するが,日本近海では夏から秋にかけて高く,冬から春にかけて低く,最高と最低の差は数十 cmに達する。平均海水面変動の原因はおもに表層の密度変化,気圧変化,海流の変動で,湾や浅海では風の影響もある。また地盤の変動も見かけ上の平均海水面の変化となって現れる。そのため長期間の平均海水面の変動を観測することによって地盤の変動の様子を知ることができる。検潮器はおもにこの目的で設置されている。このほか,11~12年など長周期の平均海水面の変動も知られている。また気候変化による海面変化も考えられる。第四紀の氷期間氷期には 100m内外の海面の昇降があったとされるのはこの例である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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