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帰省【キセイ】

デジタル大辞泉

き‐せい【帰省】
[名](スル)郷里に帰ること。また、郷里に帰って父母を見舞うこと。帰郷。「墓参りに帰省する」「帰省客」 夏》「なつかしや―の馬車に山の蝶/秋桜子
[補説]書名別項。→帰省

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きせい【帰省】[書名]
宮崎湖処子中編小説。明治23年(1890)刊行。自身の故郷、三奈木村への思慕を、新体詩を交えた独特の美文で表現した出世作

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世界大百科事典 第2版

きせい【帰省】
元来の意味は,〈故郷に帰って親の安否を気遣う〉というの詩人朱慶余の漢詩出典がもとめられる。しかしその意味は時代の推移につれて変化している。近代以降,身分制崩壊と学校制度の整備にともない,立身出世主義が急速に広がるなかで,〈功成り名を遂げて,故郷にを飾る〉ことが,成功者の理想像として一層強くなった。こういう形で帰省することは,幼時から受けた親のに報い,孝養を尽くすことであったと同時に,故郷への晴れがましい成功の顕示でもあった。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

きせい【帰省】
スル
夏期休暇などに、故郷に帰ること。故郷に帰り父母の安否を問うこと。帰郷。 [季] 夏。 -バス 親を-する/ヰタ・セクスアリス 鷗外

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

き‐せい【帰省】
[1] 〘名〙 郷里に帰って、父母の安否をうかがうこと。また、師のもとにおもむくこと。転じて、休暇の時などに短期間郷里に帰ること。《季・夏》
※空華日用工夫略集‐永徳二年(1382)正月六日「恵詳暫仮、帰省法華元章師
※浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一「昨年の暑中には久々にて帰省するなど」
[2] 小説。宮崎湖処子作。明治二三年(一八九〇)民友社刊。亡父の一周忌に故郷に帰省したことが、紀行文、随筆、散文詩などの要素を含みながら語られる。

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