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市司【いちのつかさ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

市司
いちのつかさ
令制の官職。財貨の交易,器物の真偽,度量衡などを正すことを任務とし,平城京平安京で左京に東市司,右京に西市司がおかれ,それぞれ左・右京職に属した。 (→京職 )

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デジタル大辞泉

いち‐の‐つかさ【市司】
律令制で、(いち)を監督した役所平安京では、東西の市のそれぞれに置かれ、左京職右京職に属した。

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世界大百科事典 第2版

いちのつかさ【市司】
日本古代の市における交易その他を管轄する令制の官司。令制以前では《日本書紀》大化2年(646)3月甲申条や斉明5年(659)是歳条にみえるので,古くから存在した海拓榴市(つばいち)や軽市(かるのいち)その他を管轄する官職または官司として設置されていた可能性は大きい。飛鳥浄御原令(あすかきよみはらりよう)では不明だが,大宝令以降では,左右京職の管下市司・西市司が置かれて東市・西市(ひがしのいちにしのいち)を管轄し,それぞれ正・佑・令史各1員のほか価長5人,物部20人その他が配属されていた。

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大辞林 第三版

いちのつかさ【市司】
律令制で、都の市いちを管理した官司。左右京職に属し、それぞれ東市司、西市司があった。

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精選版 日本国語大辞典

いち‐づかさ【市司】
〘名〙
色葉字類抄(1177‐81)「市司 イチツカサ」
※雲形本狂言・牛馬(室町末‐近世初)「永代万雑公事(くじ)を御赦免なされ、市司(イチヅカサ)を仰付られうとのお事ぢゃ」

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いち‐の‐つかさ【市司】
〘名〙
① 市場の支配者。いちづかさ。
※書紀(720)孝徳・大化二年三月(北野本訓)「市司(いちノつかさ)(みめ)の路・津渡・渡子(わたしもり)の調賦(みつき)を罷(や)めて」
② 令制における官司の一つ。京職の下に属して、市店の財貨、売買のことをつかさどり、また度量の軽重、売買の価格などの非違を取り調べる役所。東市司と西市司があり、職員に正、佑、令史、価長等がある。いちづかさ。
※令義解(718)関市「市司准貨物時価。為三等。十日為一簿。在市案記」

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