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巻きひげ【まきひげ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

巻きひげ
まきひげ
tendril
植物が他物にからみついて体を支持していくために変態した器官をいう。ブドウカボチャにおけるエンドウの小葉,サルトリイバラ托葉ボタンヅル葉柄など,起源はいろいろである。このような変態器官が屈触性により対象物体に巻きつくと考えられている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

巻きひげ
まきひげ
つるの一種であるよじ登り茎やそれに近い性質の軟らかい茎が、他物につかまって立体的な姿勢を保つ手段とする器官の一つ。先端は細長く伸びて他物に巻き付くが、途中は螺旋(らせん)状に巻くなど曲がりくねって、弾性をもつようになっていることが多い。巻きひげには、茎が変態したものである茎巻きひげと、葉またはその一部が変態した葉巻きひげとがあり、茎巻きひげの例にはブドウ、フウセンカズラがある。ツタの場合は、ブドウの巻きひげと相同の器官の先端に吸盤状の付着器官を備えているが、これも広義には巻きひげに含まれる。葉巻きひげの例にはバイモ、ウツボカズラがあるが、これらは葉の先のほうが巻きひげとなる。エンドウ、ツリガネカズラは複葉のうち先端に近い小葉が巻きひげとなる。サルトリイバラも葉巻きひげをもち、これは托葉(たくよう)の変態ともいわれるが、その当否には疑問がある。また、ウリ科の巻きひげに関しては諸説があるが、分岐点から先の巻く部分は葉と考えられる。センニンソウでは、複葉の葉軸や小葉柄が巻きひげ状となる。[福田泰二]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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