Rakuten infoseek

辞書

巨大分子【きょだいぶんし】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

巨大分子
きょだいぶんし
(1) giant molecule 化学結合 (水素結合を含む) によって無限個数の原子の1つの集団,すなわち1つの分子ができるとき,その原子の集団を巨大分子という。たとえば石墨の結晶はベンゼン核を無限に縮合したもので,炭素原子数が無限大の巨大分子である。また塩化ナトリウムの結晶は NaCl 分子の集合体ではなく,ナトリウムイオン数と塩素イオン数が無限大の巨大分子とみることができる。 (2) macromolecular compound 高分子化学では,分子量が約1万以上の分子をいう。 (→高分子化合物 )

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

きょだい‐ぶんし【巨大分子】
一つの結晶が一つの分子であるような分子。共有結合によって無限に近いほど多数の原子が集まってでき、ダイヤモンドなどにみられる。また、でんぷん・たんぱく質のような高分子をいうことがある。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

きょだいぶんし【巨大分子 macromolecule】
原子が共有結合によって非常に多数結合した分子。ダイヤモンドは炭素原子から成る巨大分子の代表で,1カラット(0.2g)のダイヤモンドは1021個の炭素原子が規則正しく結合してできた物質である。黒鉛C,水晶(二酸化ケイ素SiO2),炭化ケイ素SiC,窒化ホウ素BNもその構成原子が共有結合した巨大分子である。数百から数万の炭素原子が鎖状に結合してできた炭化水素であるポリエチレンも巨大分子に分類されるが,繊維やゴムなどとともに高分子化合物と呼ばれている。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

きょだいぶんし【巨大分子】
高分子化合物」に同じ。
ダイヤモンドや石英のように、共有結合によって多数の原子が結合した分子。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

巨大分子
きょだいぶんし
macromolecule
分子量の大きな分子。通常、分子量1万以上のものをさす。[編集部]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

きょだい‐ぶんし【巨大分子】
〘名〙
有機化合物の中で、約一万以上の分子量をもつ分子。繊維、蛋白質、樹脂、ゴムなどは、その集合体である。
② 化学結合によって、ほとんど無限個数の原子が集合している分子。イオン結合による食塩、共有結合によるダイヤモンド、水素結合による氷・氷砂糖など。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

巨大分子」の用語解説はコトバンクが提供しています。

巨大分子の関連情報

関連キーワード

分子細胞接着分子折りたたみ構造オゾン層大回転競技ゾウガメ(象亀)木星型惑星極性分子分子標的治療薬

他サービスで検索

「巨大分子」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.