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岩石成因論【がんせきせいいんろん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

岩石成因論
がんせきせいいんろん
petrogeny
岩石,特に火成岩の成因を研究する岩石学の一分野。普通岩漿論,火成岩成因論と同義語に用いられる。マグマの発生から諸種の火成岩が生成される地質学的,物理化学的過程や機構が研究対象で,研究の主題は,(1) 本源マグマの起源とその性質,(2) 本源マグマから化学組成や鉱物組成の違う各種火成岩が生成する過程,(3) 火成岩が現在の位置を占めるにいたった運動様式,(4) 諸種の火成岩の時間的,空間的な分布様式とその意義など。岩石成因論は 19世紀末から基礎的研究が始り,J.フォークトや A.ハーカーによって熱力学的理論化学の相律的部門の知識が導入され,20世紀初期からアメリカのワシントン・カーネギー研究所地球物理学実験所でケイ酸塩溶融体の相平衡に関する多くの実験が行われた。 N.ボーエンはこの実験で得られたケイ酸塩溶融体に特有な性質と天然の岩石で観察された事実を結びつけて,反応原理を提唱した。この説は現在の火成岩成因論の基本となっている。現在地球物理学,物性物理学,地球化学などの諸分野との協力によって,地球生成史,大陸生成史など地球科学共通の問題を解く鍵の一つとして発展しつつある学問分野。

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岩石学辞典

岩石成因論
岩石学の一分野で,岩石の形成や成因に関するもの.Petrogenesis[Naumann : 1849].petrogeny[Hatch : 1888].

出典:朝倉書店
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