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【イ】

デジタル大辞泉

い〔ゐ〕【居】
《動詞「い(居)る」の連用形から》
居ること。そこにあること。「間」「場所」「長(なが)
座ること。座っていること。「立ち振る舞い」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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う【居/×坐】
[動ワ上二]《動詞「ゐ(居)る」(上一)の古形で終止形だけが残存するが、上二段活用と考えられる》すわる。いる。
「たまきはる我が山の上に立つ霞立つともとも君がまにまに」〈・一九一二〉

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きょ【居】
住まい。住居。「を構える」

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きょ【居】[漢字項目]
[音]キョ(漢) コ(呉) [訓]いる おる おく
学習漢字]5年
〈キョ〉
腰を落ち着けて住む。住む所。「居住居所居留隠居家居閑居寓居(ぐうきょ)皇居雑居住居新居蟄居(ちっきょ)転居同居別居
腰を下ろす。すわる。「起居蹲居(そんきょ)
普段の様子。つね。「居常
いながら。じっとして何もしないさま。「居然
〈コ〉家にいる。「居士
〈い〉「居候居間雲居芝居鳥居仲居長居
[名のり]い・おき・おり・さや・すえ・やす・より
[難読]一言居士(いちげんこじ)夏安居(げあんご)円居(まどい)団居(まどい)

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大辞林 第三版

い【居】
〔動詞「居る」の連用形から〕
いること。座ること。また、その場所。多く他の語と複合して用いられる。 「家-(いえい)」 「立ち-」 「 -もさだまらず/枕草子 四二・能因本

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

きょ【居】
住む所。住みか。住まい。 「 -を構える」 「 -を定める」
[句項目] 居は気を移す

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精選版 日本国語大辞典

【居】
〘名〙 (動詞「いる(居)」の連用形の名詞化) 居ること。座ること。また、その座席。「家居」「里居」「長居」などのように、多くは他の語と熟して用いられる。
※能因本枕(10C終)四二「ゐもさだまらず、ここかしこに立ちさまよひあそびたるも」

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いる ゐる【居】
〘自ア上一(ワ上一)〙 動く物がある場所にとどまって存在する。また、低い状態になる。
[一] 人や動物の場合。
① ある場所に存在する。
※書紀(720)武烈即位前・歌謡「琴がみに 来(き)謂屡(ヰル)影媛(かげひめ) 玉ならば 吾(あ)が欲(ほ)る玉の 鰒白珠(あはびしらたま)
※天草本平家(1592)二「ミヤコ ニ y(イ) マラスル ナラバ、マタ ウキメ ヲモ ミョウズレバ」
② 低い姿勢をとる。腰をおろす。すわる。⇔立つ
※万葉(8C後)一七・四〇〇三「立ちて為(ヰ)て 見れどもあやし」
※竹取(9C末‐10C初)「立つもはしたゐるもはしたにてゐ給へり」
③ (鳥、虫など飛ぶものが)ある物にじっとつかまる。とまる。
※古事記(712)中・歌謡「かぐはし 花橘は 上枝(ほつえ)は 鳥韋(ヰ)枯らし 下枝(しづえ)は 人取り枯らし」
※徒然草(1331頃)一〇「鳶(とび)ゐさせじとて縄をはられたりけるを」
④ ある地位につく。
※落窪(10C後)四「御女(むすめ)の女御、后にゐ給ひぬ」
⑤ ある場所に居を定める。住む。また、外出しないで家にとどまる。在宅する。
※源氏(1001‐14頃)蜻蛉「京になんあやしき所にこのころ来てゐたりける」
⑥ ある種類の人間が、抽象的な意味で存在する。ある。
※寒山拾得(1916)〈森鴎外〉「別に道に親密な人がゐるやうに思って、それを尊敬する人がある」
⑦ ある人にとって、親族・上司・部下などの社会的関係のもとで、ある人が存在する。
※茶話(1915‐30)〈薄田泣菫〉十三年目「自分には子供が居(ヰ)無いので」
[二] 植物や無生物の場合。
① (かすみ、雲、ちりなど動くことのあるものが)動かないである。ある物の上にとまって存在する。⇔立つ
※万葉(8C後)一二・三一二六「纏向(まきむく)の病足(あなし)の山に雲居(ゐ)つつ雨は降れどもぬれつつそ来し」
② (舟などが)砂について動かないである。停泊する。泊まる。
※万葉(8C後)一二・三二〇三「みさご居る渚(す)に居(ゐる)舟の漕ぎ出なばうら恋しけむ後は会ひぬとも」
③ (水草、氷などが)平らに生じる。
※枕(10C終)一七八「池などある所も水草(みくさ)ゐ」
※千載(1187)冬・四四二「つららゐてみがける影の見ゆる哉まことにいまや玉川の水〈崇徳院〉」
④ (ふくらみのあったものが)平らになる。
※土左(935頃)承平五年一月一五日「たてばたつゐればまたゐる吹く風と波とは思ふどちにやあるらん」
⑤ (「腹が居る」の形で) 怒りがおさまる。しずまる。→癒(い)る
※平家(13C前)九「梶原この詞に腹がゐて」
※浄瑠璃・菅原伝授手習鑑(1746)二「苦痛させねば腹がゐぬ」
⑥ (「腹を居る」の形で他動詞のように用い) 怒りをしずめる。
※咄本・醒睡笑(1628)一「兵庫で足を黒犬にくらはれたる、無念の腹を居んとて蹴た」
[三] 補助動詞として用いられる。
(イ) (動詞の連用形、または、それに助詞「て」を添えた形に付いて) 動作、作用、状態の継続、進行を表わす。
※平家(13C前)一二「和泉国八木郷といふ所に逗留してこそゐたりけれ」
※徒然草(1331頃)三二「物のかくれよりしばし見ゐたるに」
(ロ) (「…ずにいる」「…んでいる」「…ないでいる」の形で) ある動作、作用が行なわれない状態の継続を表わす。
※洒落本・中洲の花美(1789)小通の登楼「丹次ばかり馬道に残って何ンにもせずにいるのさ」
[語誌](1)上代には、「ゐる」に当たる終止形に「う」があったと考えられる。→「う(坐)」の語誌。
(2)近世には、次のように「をり(をる)」と同じような活用をさせた例がある。「もししったきゃくがゐらば、をしうりせんと」〔洒落本・傾城買四十八手‐見ぬかれた手〕
(3)補助動詞の場合、近世上方語では主語が有情物の場合は「ている」、非情物の場合は「てある」が付く傾向が強い。一方、近世後期以降の江戸語では主語の有情・非情にかかわらず「ている」が付き、「てある」はもっぱら他動詞に付けられるようになり、現在に至っている。

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お・り をり【居】
〘自ラ変〙 ⇒おる(居)

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お・る をる【居】
〘自ラ五(四)〙 を・り 〘自ラ変〙
[一] ある場所を占めている状態をいう。
① そこにある。場所を占めて存在する。
(イ) 人の場合。自己を卑下したり、他人をさげすんだりする気持の含まれることが多い。
※古事記(712)中・歌謡「忍坂(おさか)の 大室屋に 人さはに 来入り袁理(ヲリ) 人さはに 入り袁理(ヲリ)とも」
※枕(10C終)二五「つとめてになりて、ひまなくをりつる者ども、ひとりふたりすべりいでて往(い)ぬ」
(ロ) 動物の場合。
※万葉(8C後)八・一四三一「百済野(くだらの)の萩の古枝に春待つと居(をり)しうぐひす鳴きにけむかも」
(ハ) 無生物の場合。
※万葉(8C後)一九・四二〇九「谷近く 家は乎礼(ヲレ)ども 木高くて 里はあれども ほととぎす 未だ来鳴かず」
② 腰をおろす。すわる。
※万葉(8C後)五・九〇四「白玉の 吾が子古日は 明星(あかぼし)の あくる朝(あした)は しきたへの 床の辺去らず 立てれども 居礼(をレ)ども 共に戯れ」
③ そのままの状態でいる。そこにとどまっている。居を定める。
※万葉(8C後)一一・二六六七「真袖もち床打ち払ひ君待つと居(をり)し間に月傾きぬ」
[二] 補助動詞として用いられる。動作、作用、状態の継続、進行を表わす。
(イ) 動詞の連用形に付く。多く、自分の言動を卑下したり、他人の言動をさげすんだり、または、軽視できるものの作用、状態について表現したりするときに用いられる。
※万葉(8C後)一五・三七四二「会はむ日をその日と知らず常闇(とこやみ)にいづれの日まで吾(あれ)恋ひ乎良(ヲラ)む」
※歌舞伎・夕霧七年忌(1684)「私も隣の京屋に居(ゐ)をります」
(ロ) 動詞の連用形に付く。
(イ) より進んで、動作主をいやしめ、ののしる気持を強く含めて用いられる。…やがる。
※虎清本狂言・鏡男(室町末‐近世初)「はらをたておって、わらはにかぶりつくやうにしおるはなふ」
(ハ) 動詞の連用形に、助詞「て(で)」を添えた形に付く。
※成簣堂本論語抄(1475頃)信「二人のたがやしてをるところをとをる」
(ニ) ((二)(ハ)の形の下にさらに「ます」「まする」「まらする」を付けて) 相手にあらたまって言う場合に用いる。
※虎明本狂言・花子(室町末‐近世初)「命にはかへられずかやうに致ておりまらする」
[語誌](1)「ゐる」と「あり」との結合したもの。本来、「ゐる」はある場所にすわること、「あり」は継続存在することを意味する。平安時代に入ると、「ゐたり」「ゐたまへり」等の形式が現われ、九五〇年頃から後の和文資料では「をり」の、特に終止法の例が見られなくなる。
(2)自己については卑下、他人については軽視の気分を含み、(二)(ロ)の用法はそれが文法的に形式化したものと見られる。
(3)近代では、「をる」は「ゐる」に代わって、オラン、オッタカ、知ッテオル、ソコニオレなどのように、話者の尊大な気分を示すようになり、同時に「をります」が「ゐます」をいっそう丁寧にしたものとして用いられる。
(4)(二)(ハ)と形式的には同じ用法が既に中古に見られるが、まだはっきりとは補助動詞化していないと考えられる。

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きょ【居】
〘名〙
① 腰をおろすところ。すわる場所。
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五「男女居(キョ)を同ふするは甚だ恠(あやし)むべしと」 〔史記‐五帝本紀〕
② すまい。すみか。住居。居所。
※海道記(1223頃)木瀬川より竹の下「其人常の生なし、其家常の居なし」
※菊枕(1953)〈松本清張〉一「一家は東京に居を構えた」 〔書経‐胤征〕

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きょ‐・す【居】
〘自サ変〙
① 居所をかまえる。よりどころにする。また、住む。居る。
※神皇正統記(1339‐43)上「後漢書に『大倭(だいわ)王は耶麻堆(やまたい)に居す』」
② 地位にある。官職にある。また、与えられた状態に身を置いている。
※太平記(14C後)一二「大樹の位に居して、武備の守を全うせんこと、げにも朝家の為に人の嘲りを忘れたるに似たり」
③ うずくまる。平伏する。
※今昔(1120頃か)二三「黒ばみたる者の、弓箭帯したる二人出来て居(きょ)す」

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こ‐・す【居】
〘自サ変〙 (「こ」は「居」の呉音) ある場所、地位、職などにいる。きょす。
※私聚百因縁集(1257)九「父子共に宅(いへ)に居(コ)して枕を並べて悲しみ臥せり」

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