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就巣性【しゅうそうせい】

大辞林 第三版

しゅうそうせい【就巣性】
鳥の雛ひなが孵化後のある期間、親鳥に養われて巣内に留まる性質。

出典:三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

就巣性
しゅうそうせい
broodiness
鳥類において,に卵を産み,その後に卵を抱いて温め,孵化したを巣で育てる習性。卵を温めだすと産卵は止まり,抱卵を始める前には効率的に卵を体温で温められるよう断熱効果がある腹部羽毛が抜け,抱卵斑という皮膚の裸出部位が生じ,体温が直接卵に伝わるようになる。雌雄ともに就巣性をもつ種も,どちらかだけがもつ種もいる。カッコウのような托卵性のや,卵を温めるのに落ち葉などの発酵熱や火山地熱,太陽熱などを利用するツカツクリ類にはみられない。ニワトリは産卵が止まるのを避けるために品種改良されて就巣性をもたない品種がつくられている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

就巣性
しゅうそうせい
鳥類が卵を孵化(ふか)させるために巣につこうとする性質をいう。カッコウやホトトギスなど托卵(たくらん)習性をもつ種や、ツカツクリのように落ち葉の発酵熱で卵を孵化させる種を除き、抱卵をする野生の鳥類は、繁殖期にはすべてこの性質が現れる。しかし、ニワトリ(白色レグホン)などのように、人間が採卵用に家禽(かきん)化した鳥では、その過程でこの性質が失われてしまっている。ニワトリの研究から、就巣性には2対の補足遺伝子が関与し、伴性遺伝子が関連している可能性も考えられている。就巣性の発現には温度や明るさなどの環境条件が重要であり、また産卵が続いて巣内に一定数の卵がたまるという刺激が、直接の解発因として働いている。ただし、この用語が離巣性雛(ひな)の反意語として就巣性雛のように使われる場合には、孵化後、ある期間を巣の中にとどまり親の給餌(きゅうじ)を受けることをさす。[山岸 哲]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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デジタル大辞泉

しゅうそう‐せい〔シウサウ‐〕【就巣性】

出典:小学館
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