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導体【どうたい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

導体
どうたい
conductor
電気伝導率または熱伝導率の大きな物質伝導体良導体ともいう。典型的なものは金属である。金属ではその中を自由に動ける電子が電気および伝導媒体として主要な役割を果す。電気伝導率の大きい物質ほど熱伝導率も大きく,同一温度においては金属によらずそのが一定であることが知られている。電気的には導体と不導体 (絶縁体) の間では伝導率に著しい差があり,その間に比較的少数半導体と呼ばれる物質がある。

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デジタル大辞泉

どう‐たい〔ダウ‐〕【導体】
熱や電気を比較的よく通す物質。金属など。伝導体。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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世界大百科事典 第2版

どうたい【導体】

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大辞林 第三版

どうたい【導体】
熱や電気をよく伝える物体。普通には金属。 ⇔ 不導体

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日本大百科全書(ニッポニカ)

導体
どうたい
静電気において金属など電気を通す物体の総称。普通、金属物体と考えてよい。導体を電界(電場)の中に置くと、導体上の電荷は電界から力を受けて移動を始める。この移動によって外の電界も変化する。この移動は、導体全体が等電位になるまで続く。導体の静電気的性質は、(1)導体はつねに等電位でその内部には電界は存在しない、(2)電荷は導体表面にのみ分布してその内部には存在しない、である。適当な形をした導体または導体系は電極として用いられる。これに適当な電位を与えることによって導体の周りの空間に必要とする性質をもつ電界をつくりだす。静電遮蔽(しゃへい)は導体の重要な応用例である。導体または導体系に電荷を与えると、導体の電位は導体に与えた電気量に比例して変化する。比例定数は導体の電位係数といい、導体の幾何学的形状のみで定まる。コンデンサーは二つの電極をもつ導体系で、各導体にQおよび-Qの電気量を与える場合である。電気量Qは電極間電圧Vに比例し、その比例定数をコンデンサーの電気容量という(QCV)。[山口重雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

どう‐たい ダウ‥【導体】
〘名〙 (geleider conducteur の訳語) 電気および熱をよく通す物質。普通は金属で、銀・銅・アルミニウム・鉄など。導電体。
※気海観瀾広義(1851‐58)一一「殊に金属・水・水蒸気、動物体等は、前法を以てすれども越歴を発せず。幾久しく摩擦するも、更にこれを起すことなし。故にこれを導体〈略〉と名づく」
[語誌]挙例の「気海観瀾広義」で「導体」、「導子」と訳されたのが最初。同書には「導体と不導体は正しく区別し難し」とも見え、「不導体」も用いられた。現在は、「導体」を「良導体」、「不導体」を「不良導体」ともいう。

出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版

導体
ドウタイ
conductor

電気伝導率の大きな物質のこと.実用的には通電の目的で使用される導電材料をさす.通常は適当な強度もち耐食性もよく,価格も安いが多量に使用されている.銅の電気伝導率はつぎ,その比抵抗値は20 ℃ で1.6730 μΩ cm である.アルミニウムの比抵抗値は20 ℃ で2.6548 μΩ cm であるが,比重が銅の約1/3であり,価格の点からも,導電材料としての使用量が増大している.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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