Rakuten infoseek

辞書

宮参り【みやまいり】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

宮参り
みやまいり
生後初めて産土神 (→氏神 ) に参詣すること。日取りは生後 30日前後,ところによっては七夜,また百日参りといって生後 100日目にするところもある。一般に男児と女児で日取りを違えている。新しく氏子となる生児を氏神に認めてもらい,加護を祈る。その際,神前で子供をわざと泣かせ,泣き声により氏子として認めてもらうという習俗もある。 (→氏子入り )  

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

みや‐まいり〔‐まゐり〕【宮参り】
[名](スル)
神社に参拝すること。「家内安全を願って宮参りする」
子供が生まれてのち、初めて産土(うぶすな)神に参拝すること。生後30日前後の場合が多い。産土参(うぶすなまい)り。初宮参り

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

みやまいり【宮参り】
生後はじめて氏神に参って氏子となることで,初宮参りともいう。男児32日目,女児33日目に参る例が多いが,早い所では七夜に参り,また100日目に参るという遅い所もある。初宮参りをヒアケとかヒハレ,シメアゲなどというのは,生児の産屋の忌が明けたことを意味する。産婦の忌は75日たたぬと明けぬとされているので,30日前後の宮参りには母親は参加せず,産婆や仲人,姑などが生児を抱いたりおぶったりしていく。しかし元来は母子ともに忌明けを待って行ったものらしく,西日本ではモモカマイリといって,母子ともに100日目に参る例が多い。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

みやまいり【宮参り】
( 名 ) スル
神社に参詣すること。
子供が生まれてから、初めて産土神うぶすながみに参詣すること。うぶすなまいり。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

宮参り
みやまいり
生後初めて氏神に参って氏子となることで、初宮参りともいう。日取りは30日前後が多く、所によってお七夜にする所もあり、100日ごろにする例もある。初宮参りをヒアケ、ヒハレ、シメアゲ、ウブアケなどというのは、この日で生児の忌みが晴れるので、産屋明けに氏神への初参りをするのである。産の忌みはコユミ(子忌み)三三日、オヤユミ(親忌み)七五日といわれるように、産婦にもっとも重く、ついで生児、次に夫、家族という順になっている。したがって、母子双方の忌み明けを待って、75日、100日目に参る所や、西日本ではモモカマイリといって100日目に参る例が多い。30日前後の宮参りに鳥居参りといって、鳥居までしか参らぬ所がある。もちろん母親の忌みが明けぬことも理由の一つであるが、その地方の産の忌みの観念の強さにもよる。仲人(なこうど)の女親(仲人の妻)や産婆、姑(しゅうとめ)などがハレギを着せた児を抱いて参る。氏見せ、ゲンゾ(見参)参りなどといって、新しい氏子を氏神に引き合わせるのが目的で、わざと子を泣かせたりして、神に印象づけ将来の加護を祈る。社前に赤飯や御神酒(おみき)を供え、赤飯はついてきた近所の子供たちに、お仲間入りといってすこしずつふるまう。宮参りの帰りには祝いをもらった親戚(しんせき)へ寄り、シラガというオヒネリを産着の紐(ひも)に結んでもらって、長生きするように祝ってもらう。宮参りは生児が初めて社会的に承認され、地域の一員となるという第一の手続でもあった。[大藤ゆき]
『『家閑談』(『定本柳田国男集15』所収・1963・筑摩書房) ▽恩賜財団母子愛育会編『日本産育習俗資料集成』(1975・第一法規出版) ▽大藤ゆき著『児やらい』(1968・岩崎美術社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

宮参り」の用語解説はコトバンクが提供しています。

宮参りの関連情報

他サービスで検索

「宮参り」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.