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実/核【サネ】

デジタル大辞泉

さ‐ね【実/核】
《「真(さ)根(ね)」の意》
果実の中心にある堅い部分。種。
板と板をつなぎ合わせるとき、一方の板の側面に作る細長い突起。
陰核。
障子や壁の下地となる骨組み。壁下地。
根本のもの。実体。
「学問し候ふべき器量などのあるを後世者(ごせぢゃ)の―と申しあひて候ふなり」〈一言芳談

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ざ‐ね【実/核】
[接尾]《「さね」の音変化》名詞に付く。
根本のもの、そのものとなる意を表す。
「先に生(あ)れし三柱の女子(をみなご)は、物―汝(いまし)が物に因りて成れり」〈・上〉
その中の主となるものであること、特に重んじるものであることの意を表す。
「上にありける左中弁藤原の良近(まさちか)といふをなむ、まらうど―にて」〈伊勢・一〇一〉

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じち【実】
真実。事実。じつ。
「―には似ざらめど、さてありぬべし」〈帚木

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じつ【実】
[名]
うそ偽りのないこと。真実。本当。「のところ」「を言うと」「の子」⇔虚(きょ)
内容。実体。実質。「名を捨ててを取る」
誠実な気持ち。まごころ。「のある人」
実際の成績。充実した成果。実績。「改革のを上げる」
珠算で、被乗数。または、被除数。→
[副]まことに。本当に。
「―何(ど)うしても出家は遂げられんか」〈円朝真景累ヶ淵
[形動ナリ]現実的なさま。また、真心のこもっているさま。
「かく金銀を欲しがるかと思へば、さうした―な欲にもあらず」〈浮・禁短気・三〉

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じつ【実〔實〕】[漢字項目]
[音]ジツ(慣) [訓]み みのる まこと
学習漢字]3年
〈ジツ〉
草や木のみ。「果実結実綿実油
中身が詰まる。内容がみちる。「充実
中身。内容。「内実名実有名無実
まごころ。まこと。「実直質実誠実忠実不実
そらごとでない。本当。本当の事柄。「実演実感実業実験実現実行実際実証実績実態実弾実物実務実用実力実例実生活確実現実故実史実事実写実真実切実如実
血がつながっている。「実家実兄実母
〈み〉「実生(みしょう)花実
[名のり]これ・さね・ちか・つね・なお・のり・ま・みつ・みる

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み【実/子】
《「」と同語源》
植物の種子果実。みのり。「花が咲いて―がなる」
汁の中に入っている肉や野菜の類。「味噌汁の―」
内容。中身。「―のない議論」「花も―もある取り計らい」

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世界大百科事典 第2版

み【実 fruit】
果実ともいう。花が受粉・受精したあと,主としてめしべの子房が発達してできるもので,子房の内部では胚珠が生長して種子をつくる。それゆえ実は成熟した花ともいえる。被子植物だけに発達した器官で,熟すとさまざまな方法で種子を散布させる。このため実の形,大きさ,色,裂開の仕方など形態学的にたいへん変化に富んでいて,実を正確に定義することはきわめて難しい。狭義には子房の発達したものであるが,萼,花托など子房以外の部分が残存し,発達したものも多く,これらのものも広義には実と呼ばれる。

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Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

じつ【実】

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大辞林 第三版

ざね【実】
( 接尾 )
〔「さね(実)」の転〕
名詞に付く。
根本のもの、そのものとなるもとの意を表す。 「是の後に生れし五柱の男子は物-我が物によりて成れり/古事記 上訓
本体・中心となるものの意を表す。 「ここに日本武尊、神-のなれる蛇といふことを知らずして/日本書紀 景行訓
その中の主たるもの、重きをなすものの意を表す。 「左中弁藤原の良近といふをなむまらうど-にて/伊勢 101

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じち【実】
事実。ほんとう。じつ。 「鬼の顔などのおどろおどろしく作りたる物は…-には似ざらめど/源氏 帚木

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じつ【実】
( 名 )
ほんとう。真実。 ⇔ 「 -をいうと一銭もない」 「 -の親」
まごころ。誠実。 「 -を尽くす」
中身。内容。実質。 「形ばかりで-を伴わない」
成果。実績。
( 形動ナリ )
実意のあるさま。誠実なさま。 「 -なる筆のあゆみには自然と肝にこたへ/浮世草子・一代女 2
( 副 )
ほんとうに。まことに。 「 -何うしても出家は遂げられんか/真景累ヶ淵 円朝」 → 実に
[句項目] 実がある 実を挙げる 実を取る

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精選版 日本国語大辞典

ざ‐ね【実】
〘接尾〙 「さね(実)」の変化した語。
① 根本のもの、原物の意を表わす。
※古事記(712)上「先に生れし三柱の女子(をみなご)は物実(ざね)(いまし)が物に因りて成れり。故(かれ)、乃ち汝が子ぞ」
② まさしく実体そのものであることを表わす。
※書紀(720)景行四〇年一〇月(北野本南北朝期訓)「爰(ここ)に日本武尊、主神化虵(かみサネなれるをろち)と云ことを知りたまはずして謂(のたま)て」
③ ある語について、その中の主たるものである意を表わす。
伊勢物語(10C前)一〇一「うへにありける左中弁藤原の良近といふをなむ、まらうどさねにて、その日はあるじまうけしたりける」

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じち【実】
〘名〙 (形動) 事実。真実。まこと。じつ。また、まことであるさま。
※宇津保(970‐999頃)国譲下「の事じちに定まりなば、又の日法師になりなん」
※源氏(1001‐14頃)若菜上「じちの母君よりも、この御方をばむつまじき物に、頼みきこえ給へり」

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じつ【実】
[1] 〘名〙
① いつわりでないこと。ほんとうのところ。まことのもの。事実。⇔虚(きょ)
※玉葉‐承安二年(1172)一二月二二日「君不食子細、人又不実、衰世也」
※太平記(14C後)一四「尊氏が不義叡聞(えいぶん)に達すと雖ども、未だ其の実(ジツ)を知らず」 〔易経‐泰卦〕
② 仏語。世間の真実に対して、特に出世間の真実をいう。仏に具現される究極不変の真実。
※勝鬘経義疏(611)歎仏真実功徳章「真実者聖体円備非偽曰真。至徳凝然無虚曰実」
③ 実体。「名」に対していう。
※菅家文草(900頃)五・哭田詩伯「自是春風秋月下、詩人名在実応無」
※俳諧・奥の細道(1693‐94頃)仙台「且紺の染緒つけたる草鞋二足餞(はなむけ)す。さればこそ風流のしれもの、爰に至りて其実を顕す」 〔孫子‐虚実〕
④ 結果。成果。
※今昔(1120頃か)二〇「俄(にはか)に大魔障出来て妨ぐるは、功徳の実なれば」
⑤ まごころ。実意。
※中華若木詩抄(1520頃)下「軽薄は、字なりは、軽く薄なり。人の軽忽にして、実もなく、をちつかぬありさま也」
※評判記・難波立聞昔語(1686)竹嶋幸左衛門「好色も人よりこゑてすくといふやつしも実も人に越つつ」
⑦ 数学用語。
(イ) 被乗数、被除数のこと。⇔。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
(ロ) 実数であること。
⑧ 和算で、天元術の定数項のこと。
[2] 〘形動〙
① 真実であるさま。また、実際的なさま。現実的なさま。
※日葡辞書(1603‐04)「Iitna(ジツナ) coto(コト)〈訳〉 真実の事」
※浮世草子・傾城禁短気(1711)三「よい所へ嫁入りする、兼而の心がけに、かく金銀を欲しがるかと思へば、さふした実(ジツ)な欲にもあらず」
② 誠実であるさま。まごころのこもっているさま。
※浮世草子・好色一代女(1686)二「実(ジツ)なる筆のあゆみには自然と肝にこたへ其人にまざまざとあへるここちせり」
[3] 〘副〙 本当に。まことに。真実に。→実に
※洒落本・通人三国師(1781)発端「実(ジツ)おめへのやうに何によらず世話をゑゑてくんなはる人はねヱ」

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じっ‐・す【実】
〘自サ変〙
① 充実する。空白が充たされる。
② 意図がみのる。成果があがる。
史記抄(1477)一一「上は喩ぞ。此は実したぞ」

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み‐な・る【実】
〘自ラ四〙 実がなる。みのる。
※書紀(720)推古二五年是歳(岩崎本訓)「五穀(たなつもの)(ミナレ)り」

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