Rakuten infoseek

辞書

安慶名城跡【あげなじょうあと】

国指定史跡ガイド

あげなじょうあと【安慶名城跡】

沖縄県うるま市安慶名にあるグスク(城)跡。沖縄本島中部東海岸の金武(きん)湾の南西、天願(てんがん)川河畔の珊瑚石灰岩の独立丘に築かれている。大川グスクとも呼ばれる。城の構造は、独立した岩山の頂上部を内郭として取り込み、その中腹に外郭をめぐらす輪郭式の縄張りとなっており、沖縄には珍しい輪郭(りんかく)式城跡として、1972年(昭和47)に国の史跡に指定された。石垣は琉球石灰岩の石積みで、低いところで約2m、高所は10m以上もある。外郭から内郭に入る虎口は自然の岩壁をうがち、その周囲を切り石積みとしたアーチ状の石門になっている。内郭は2つの郭からなり、遺物としては中国産の陶磁器の破片を採集。沖縄の城に梯郭(ていかく)式や連郭式が多いのに対して、自然の河川と岩塊とを最大限に活用した輪郭式の唯一の城である。那覇バスターミナルから琉球バス「旧安慶名」下車、徒歩約10分。

出典:講談社
(C)Kodansha 2013.
この内容は執筆時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

安慶名城跡」の用語解説はコトバンクが提供しています。

安慶名城跡の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.