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学生【ガクショウ】

デジタル大辞泉

がく‐しょう〔‐シヤウ〕【学生】
律令制で、中央の大学、地方の国学で学ぶ者のこと。また平安時代、諸氏の開いた大学別曹で学ぶ者。学徒。
「度々のぼりたる―の男(をのこ)ども」〈宇津保・俊蔭〉
比叡山高野山などの諸大寺で、学問修行を専門とする僧。学僧。学侶。
「南北二京に、これ程の―あらじものを」〈宇治拾遺・四〉
学問。学識。
「―も人に勝(すぐ)れ、説経も上手なり」〈今昔・二〇・三五〉

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がく‐せい【学生】
学問をしている人。特に、大学生。→児童1生徒2

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世界大百科事典 第2版

がくしょう【学生】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

がくせい【学生】

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大辞林 第三版

がくしょう【学生】
平安時代、大学寮・国学または貴族の大学別曹などに学ぶ者。
寺院で学問し、仏教を研究する者。また仏道を学ぶ僧。修学僧。学僧。学匠。学侶。 「南北二京に、これ程の-あらじものを/宇治拾遺 4
学識。学問。 「 -も人に勝れ、説経も上手也/今昔 20

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がくせい【学生】
学校で勉強する人。特に、大学生をいう。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

学生
がくせい
学校ないしは教育機関で学ぶ者を、すべて総称して学生とよぶ場合もあるが、わが国では、学校教育法および各学校の設置基準等によって、高等専門学校、短期大学、大学および大学院などの高等教育機関で学ぶ者を学生と称する。高等学校以下の学校や専修学校などの生徒、児童、幼児の呼称と区別される。アメリカでは、中等学校以上の教育機関で学ぶ者はstudentとよばれる。近年、大学拡張や生涯教育の理念の展開とともに、一般成人、主婦、老齢者にも大学の門戸が開放され、学生の概念も大幅に拡大されている。学生の地位・身分に関する法的規定や条理解釈は、各国の歴史的、文化的伝統によって大きく異なる。わが国では、戦前・戦後の長期にわたって、ドイツの行政法の特別権力関係論に基礎を置く営造物理論が支配的で、学生は大学の包括的な支配権に服する管理権の対象にすぎなかった。戦後、私立大学を中心に、英米法の契約説の影響を受け、学生は自分自身の希望で受験し、試験の合格と授業料納入などの所定の手続完了とともに、大学との契約が成立し、学生は教育を受ける権利を保障されるとする。さらに、1960年代後半の学園紛争を契機として、旧西ドイツを中心に展開された構成員関係説の影響を受けている。これは、中世ヨーロッパで、「教師または学生の組合」としての自治的な団体として発展した大学の伝統を復活させるもので、大学を公法上の団体とみなし、学生を教職員や管理者と対等な構成員として位置づけるものである。[金子忠史]

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精選版 日本国語大辞典

がく‐しょう ‥シャウ【学生】
〘名〙
① 令制で中央の大学、地方の国学に学ぶ貴族、有力者の子弟。平安時代、藤原氏の勧学院など諸氏の大学別曹で学ぶ者。文屋童(ふんやわらわ)。がくそう。〔令義解(718)〕
※源氏(1001‐14頃)乙女「けふはわざとの文人(もんにん)も召さず、ただそのざえかしこしと聞えたるがく生十人を召す」
② 大寺にあって、学問を修めた僧。または、仏道を修めて、師匠の資格を有する者。修学僧。学侶。学匠。学僧。
※栄花(1028‐92頃)うたがひ「法花経廿八品を、一日に一品を当(あ)てさせ給て、論義にせさせ給。南北二京の僧綱・凡僧・がくしゃう数を尽したり」
③ 学識。学問。
※今昔(1120頃か)二〇「其の供奉は筑前の守、源の道成の朝臣の弟也、学生(がくしゃう)も人に勝(すぐ)れ、説経も上手也」
④ 寺院にあって仏教以外の外典を習学する少年。〔南海寄帰内法伝‐三〕
[語誌]→「がくせい(学生)」の語誌

出典:精選版 日本国語大辞典
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がく‐せい【学生】
〘名〙
① 学問をしている人。現在は普通、高校生以上、特に大学に通って学ぶ者をいう。生徒。書生。
※洒落本・史林残花(1730)律暦志「傍有老学之曰、学生(ガクセイ)兮、学生、盍少自嗜兮」
※武蔵野(1898)〈国木田独歩〉三「少年の時学生として初て東京に上ってから十年になるが」 〔後漢書‐霊帝紀〕
② 旧陸海軍諸学校の准士官以上の生徒。
[語誌](1)古くは「がくしょう」の読みで「大学」「国学」に学ぶ者や、寺院で専ら学問に従事する者を指した。近世には、一般に学問をする者を漢学系統で「がくせい」と呼んだと思われるが、それが、明治期の教育制度の確立と呼応して、具体的には英語の student の訳語として再登場し、一種の社会的身分を表わすようになった。
(2)「文部省布達第一三号‐明治五年(一八七二)八月三日」では大、中、小学、公、私学の別を問わず「生徒」としているが、「帝国大学令(明治一九年)第一五条」に「学生試験の件」とあり、また、「東京帝国大学官制(明治三〇年)第七条」にも「教授は〈略〉学生を教授し其の研究を指導す」とある。法令上で学生を大学に限ったのは、昭和二一年(一九四六)の帝国大学官制で、教授は「各学部に分属して其の講座を担任し学生を教授し其の研究を指導す」(第四条)とあり、一方、予科教授(専門部教授)は「生徒の教育を掌る」(第一四、一五条)としている。

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がく‐そう ‥サウ【学生】
※宇津保(970‐999頃)国譲下「御馬ぞひ四人せいありて、がくさうどむ、御前四人、秀才(すさい)二人、進士(しじ)二人」

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