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始末【シマツ】

デジタル大辞泉

し‐まつ【始末】
[名・形動](スル)
物事の始めと終わり。始めから終わりまでの細かい事情、または成り行き。いきさつ。顛末(てんまつ)。「事の始末を見守る」
ある物事の最終的な状況。特に、よくない結果。「しまいには泣き出す始末だ」「万事この始末だ」
物事の締めくくりをつけること。後片付けをすること。処理。「火の始末」「始末に困る」「店を始末して田舎に帰る」
浪費をしないように気をつけること。また、そのさま。倹約。「用紙を始末して使う」
「―な家で、ずいぶん遠く使いに出る時も交通費は出なかった」〈島木健作生活の探求

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

しまつ【始末】
( 名 ) スル
(物事の)しめくくりを付けること。片付けること。処理。 「 -を付ける」 「このごたごたをどう-するつもりだ」
無駄遣いしないこと。倹約すること。 「なんでも-して使う人」 「藤屋の市兵衛が申事を尤と思はば、-をすべし/浮世草子・一代男 7
結果。主として悪い状態についていう。 「さんざん迷惑をかけたあげく、あの-だ」
物事の始めから終わりまでの事情。事の次第。 「私が此書ほんを読む様になりました-は/不如帰 蘆花

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

し‐まつ【始末】
〘名〙
① 事の始めと終わり。始めから終わりまで。終始。本末。首尾。
※史記抄(1477)四「いかに簡古にせうとても事の始末がさらりときこえいでは史筆ではあるまいぞ」 〔晉書‐謝安伝〕
② 事の次第。事情。特に悪い結果。
※蔭凉軒日録‐延徳二年(1490)九月六日「崇寿院主出堺庄支証案文破葉室公。愚先開口云。始末院主可白云々。院主丁寧説破」
※滑稽本・八笑人(1820‐49)二「オヤオヤあぶらだらけだ。コリャア大へんな始末だ」
③ (━する) 物事に決まりをつけること。かたづけること。しめくくり。処理
※多聞院日記‐永祿十二年(1478)八月二〇日「同請取算用の始末の事、以上種々てま入了」
※草枕(1906)〈夏目漱石〉二「凡ての葛藤を、二枚の蹠に安々と始末する」
④ (形動) (━する) 浪費しないこと。倹約すること。また、そのさま。質素。
※日葡辞書(1603‐04)「Ximat(シマツ) アル ヒト」
※浮世草子・好色一代男(1682)七「藤屋の市兵衛が申事を尤と思はば、始末(シマツ)をすべし」

出典:精選版 日本国語大辞典
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