Rakuten infoseek

辞書

妊娠中毒症【にんしんちゅうどくしょう】

妊娠・子育て用語辞典

にんしんちゅうどくしょう【妊娠中毒症】
妊娠高血圧症候群」のページをご覧ください

出典:母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(愛育病院院長)、子育て編:多田裕(東邦大学医学部名誉教授)
Copyright(c) 2010 Mothers' and Children's Health and Welfare Association. All Rights Reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

にんしん‐ちゅうどくしょう〔‐チユウドクシヤウ〕【妊娠中毒症】
妊娠が原因となって母体に異常が引き起こされる状態。つわり妊娠悪阻(おそ)妊娠腎子癇(しかん)などが含まれる。→妊娠高血圧症候群

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版

にんしんちゅうどくしょう【妊娠中毒症】

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

妊娠中毒症
にんしんちゅうどくしょう
toxemia of pregnancy
妊娠腎。妊娠後半期,分娩中,産後などに妊娠に関連して起る症候群で,むくみ,高血圧,蛋白尿を三大症状とする。原因は不明。かつては胎児や胎盤から毒素が出て起ると考えられたため,中毒症と名づけられたが,現在では,多数の因子が関与すると考えられている。初めての妊娠や双胎,高血圧の遺伝素因のある人,腎炎にかかった人,糖尿病や貧血のある人などに起りやすい。全身のけいれん昏睡を起す重症のものもある。これは子癇と呼ばれ,脳出血などで死亡することもある。胎盤早期剥離を起しやすい。胎児の発育も遅れ,未熟児を出産しやすい。妊娠中に十分休養をとり,過労を避け,塩分が少く蛋白質が多い食事をとり,肥満を避けるよう注意し,定期検診を受けることは,予防および早期発見に大切である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

妊娠中毒症
にんしんちゅうどくしょう
妊娠そのものが原因となって妊娠中の母体におこる疾患で、従来、早期(前期)妊娠中毒症と晩期(後期)妊娠中毒症とを併称していたが、近年は早期妊娠中毒症を妊娠悪阻(おそ)とよび、単に妊娠中毒症といえば晩期妊娠中毒症をさすようになった。
 妊娠中毒症は妊娠後半期、とくに最後の3か月(妊娠第28週以降)に発生する症候群である。すなわち、浮腫(ふしゅ)(むくみ)、タンパク尿、高血圧の3症状を主症状とし、けいれん、昏睡(こんすい)、胎盤早期剥離(はくり)、肺水腫などを伴うことのある症候群である。妊婦の7~10%に発生し、妊娠合併症としてはもっとも多い。重症例は近年減少してきたものの妊産婦死亡率が高く、日本の死因別妊産婦死亡では産科出血とともに現在でも首位を占めている。また流産や早産をおこしやすく、未熟児出生率も高い。これは早産によるものばかりでなく、満期分娩(ぶんべん)をしても低出生体重児や生活力がとくに薄弱な児の生まれることが多く、周産期死亡の一因となっている。
 妊娠中毒症の病型は、腎(じん)炎や高血圧症など中毒症の主症状を呈する既往症のない初産婦や、前回の妊娠で中毒症や既往症のなかった妊婦にみられる純粋妊娠中毒症と、再発あるいは既往症に併発した混合妊娠中毒症とに大別され、さらにそれぞれ軽症と重症に細分される。また、主症状以外の特殊な症状を伴う子癇(しかん)、肺水腫、正常位胎盤早期剥離(子宮胎盤溢血(いっけつ))などは特殊妊娠中毒症とよばれ、さらに分娩後1か月以上にわたって主症状などを遺残したものを妊娠中毒症後遺症とよぶ。
 多くは適切な指導で予防でき、たとえ発症しても早期に発見し治療を行い、できるだけ最小限の障害で食い止めるようにする。妊娠中は定期的に検診を受け、そのつど全身状態の観察をはじめ、血圧測定、検尿、体重測定を行う。また、日常の家事、運動、休養、睡眠に対し適切な指導を受け、過労に陥らないよう努める。栄養についても、妊娠後期には食塩や水分の制限が予防上重要である。本態性高血圧症や前回妊娠中毒症などの発症素因によって妊娠中毒症の発症を予知し、早期発見に努め、重症化を防止することが管理上重要である。
 治療としては、安静と睡眠、食事療法、薬物療法が主体で、重症例や胎児の発育障害のある場合には分娩の時期や娩出方法、中絶の適応などが検討される。[新井正夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

にんしん‐ちゅうどくしょう ‥チュウドクシャウ【妊娠中毒症】
〘名〙 妊娠が原因で母体に異常が引き起こされる状態。妊娠腎、子癇(しかん)、妊娠浮腫などを含む。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

妊娠中毒症」の用語解説はコトバンクが提供しています。

妊娠中毒症の関連情報

他サービスで検索

「妊娠中毒症」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.