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女衒【ゼゲン】

デジタル大辞泉

ぜ‐げん【×衒】
《「」は売るの意》遊女屋などに売ることを業とする人。判人(はんにん)。

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デジタル大辞泉プラス

女衒(ぜげん)
1987年公開の日本映画。監督・脚本今村昌平、脚本:岡部耕大、撮影:栃沢正夫。出演:緒形拳倍賞美津子、柯俊雄、深水三章、杉本哲太、趙方豪ほか。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

ぜげん【女衒】
芸娼妓周旋人のこと。遊女の周旋は中世では〈人買い〉がこれを行い,江戸時代には〈人買い〉〈口入れ〉〈桂(慶)庵(けいあん)〉などとよぶ周旋業者がこれを兼ねたが,とくに娼妓を周旋する者を関東では女衒と俗称することがあった。生業上,女の姿形を見ることから〈女見(じよけん)〉といい,それがなまったものというが,確証はない。女衒は遊女屋と特定の関係を結ぶとともに,地方にも連絡網をもち,初めの紹介のほか交換,移譲(鞍替(くらがえ))にも暗躍した。

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大辞林 第三版

ぜげん【女衒】
〔「衒」は売る意〕
江戸時代、女を遊女屋に売るのを商売にした者。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

女衒
ぜげん
芸妓(げいぎ)・娼妓(しょうぎ)周旋人の東日本での通称。身売り証文に請人(うけにん)(保証人)として連判したので判人(はんにん)ともいう。「衒」は売るの意で、女衒は、商売上女を見ることから女見(じょけん)の転訛(てんか)したものと考えられるが、確証はない。元禄(げんろく)年間(1688~1704)から使われ始め大正時代に及んだ。職業周旋人のうちでとくに女衒が区別されたのは、特殊な営業感覚を要することのほかに、中世の人買い以来の誘拐、詐欺(さぎ)などの犯罪に結び付きやすく、周旋料のほかに水金(みずきん)(就業までの滞在費など)や鞍替(くらが)え(就業先変更)による仲介料などで不当な利益をあげるのを例としたからである。遊女屋と関係をもつのはもちろん、地方にも手先を置いて組織的に活動した。[原島陽一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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