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【そう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


そう
天皇の裁断を得るために太政官から上奏する文書。『養老令』における公式令では重要事項を上奏する論奏式地方官からの上申天皇に取次ぐ奏事式,簡単軽微な事柄を上奏する便奏式の3種に分けられている。

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デジタル大辞泉

そう【奏】
天子に申し上げること。また、その文書。「遺令(いりょう)の

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そう【奏】[漢字項目]
[音]ソウ(漢) [訓]かなでる もうす
学習漢字]6年
意見をまとめて差し出す。君主に申し上げる。「奏上奏請奏聞(そうもん)直奏(じきそう)執奏上奏伝奏(てんそう)内奏
楽器をかなでる。「奏楽演奏合奏間奏吹奏前奏弾奏独奏伴奏
成果を得る。「奏功奏効
[名のり]かな

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デジタル大辞泉プラス

奏(かなで)
日本のポピュラー音楽。作詞作曲と歌はJ-POPユニット、スキマスイッチ。2004年発売。

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世界大百科事典 第2版

そう【奏】
天皇に政治上のことで勅裁を仰ぐために,口頭または文書で上申すること。その行為を奏上,上奏,奏聞などといい,内密に奏することを内奏,密奏という。密奏は奏状を密封して奏する場合もある。律令制では太政官(だいじようかん),弾正台および地方国司から奏する定めで,その文書様式を公式令で規定している。太政官からの場合,論奏式,奏事式,便奏式の3型がある。論奏式とは大祭祀,支度国用,官員増減,流罪以上の断罪,国郡の廃置,百疋以上の兵馬を差発すること等,国家の大事を太政官で発議して上奏するもので,太政大臣以下議政官(公卿)が署名して上奏する。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

そう【奏】
天皇・上皇に申し上げること。また、その文書・書式。 「早うさるべき様に-を奉らせよ/落窪 4

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日本大百科全書(ニッポニカ)


そう
天皇に上申すること、またその上申文書。公式令(くしきりょう)の規定によると、太政官(だいじょうかん)の奏には、論奏式(ろんそうしき)、奏事式(そうじしき)、便奏式(びんそうしき)の3様式がある。論奏式は太政官が大祭祀(さいし)、官員増減、流罪以上の処断・除名、国郡の廃置など重要事項を奏上するとき用いる文書様式で、奏事式は論奏以外の事柄について、また便奏式は小事の奏上の様式であった。論奏式には、天皇が裁可した場合、「聞(ぶん)」と勅書される。奏の正文は現存しないが、「六国史(りっこくし)」や『類聚三代格(るいじゅうさんだいきゃく)』に奏が引用されている。このほか弾正台(だんじょうだい)が役人の弾劾を奏上するときの奏弾式、諸国から変事を急報するときの飛駅式(ひえくしき)の様式が規定されている。また奏には、密封して奏上する密奏があり、陰陽寮(おんみょうりょう)の天文(てんもん)密奏が名高い。[百瀬今朝雄]

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精選版 日本国語大辞典

かな・ず かなづ【奏】
〘自他ダ下二〙 ⇒かなでる(奏)

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かなで【奏】
〘名〙 (動詞「かなでる(奏)」の連用形の名詞化) 音楽を奏し、舞を舞うこと。
※宇治拾遺(1221頃)一「さもめづらしからんかなでを見ばや」

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そう【奏】
〘名〙
① 天皇に申し上げること。また、その公文書。太政官から申し上げて勅裁を仰ぐには、事の大小により、論奏式・奏事式・便奏式の三種があり、その書式は公式令に規定されていた。また、のちには個人から奉るものもあった。
令義解(718)公式「奉勑依奏。若更有勑語付者、各随状付云々」
落窪(10C後)四「早うさるべき様にそうを奉らせよ」 〔蔡邕‐独断〕
② 音楽をかなでること。

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そう‐・す【奏】
〘他サ変〙 ⇒そうする(奏)

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そう‐・する【奏】
〘他サ変〙 そう・す 〘他サ変〙
① 天皇、または上皇、法皇に申しあげる。朝廷に奏上する。特に天皇に申し上げる場合に用いて、「啓する」と区別する。
※竹取(9C末‐10C初)「かかれば、心ばせも世の人に似ず侍ると奏せさす」
※今昔(1120頃か)一一「文部の屋栖野と云ふ人有り、此事を天皇に奏する、天皇、敢て不信給は(しんじたまはず)
② 音楽をかなでる。舞楽をする。演奏する。
※新儀式(963頃)四「三献之後、日行事公卿令楽、楽所於西門内、奏乱声三度、訖奏参入音声〈略〉舞訖、奏罷出音声退出」
※平家(13C前)一「文人詩を奉り、伶人楽を奏して遷幸なし奉る」
③ (「結果を奏す」「功を奏す」の形で用い) 成果や功績をもたらす。なしとげる。うまくしとげる。
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉四「及極て能く真正の志気あるものは、極大の功績を奏する(〈注〉シアゲル)ことなり」

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