Rakuten infoseek

辞書

失行症【しっこうしょう】

大辞林 第三版

しっこうしょう【失行症】
脳の損傷によって、運動遂行上の障害となるような麻痺や認知・言語の障害などがないにもかかわらず、熟達した動作を意図的にすることができなくなる症状。失行。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

家庭医学館

しっこうしょう【失行症】
 ネクタイがうまく結べない、更衣がうまくできないなど、手、足の運動障害とは関係なく、ふだん何の苦労もなくできている動作がうまくできなくなった状態を、失行症といいます。動作の手順がわからなくなったり、ふだん使っている道具、日用品が上手に使えなくなってしまいます。
 このような行為・動作の障害の多くは、病初期にみられることがありますが、時間経過とともに、その多くは消失していきます。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

世界大百科事典 第2版

しっこうしょう【失行症】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

失行症
しっこうしょう
大脳の特定部位の損傷によって、麻痺(まひ)などの運動障害がないのに、いろいろな目的のある行為や動作ができなくなる状態をいい、肢節運動失行、観念運動失行、観念失行、構成失行、着衣失行の諸型がある。肢節運動失行は、手指、顔面、下肢など身体の一部に失行が現れ、麻痺への移行型とみなされる。観念運動失行では、影絵でキツネのまねをさせるなど単純な動作が、自発的にはできるのに命令されるとできなくなる。観念失行では、たばこに火をつけるなど複雑な動作をさせると、火のついていないマッチをたばこに近づけるなど動作の時間的順序に混乱がみられる。構成失行では、図形を描いたり積み木を組み立てたりすることが、着衣失行では、衣服を着ることができなくなる。[海老原進一郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

しっこう‐しょう シッカウシャウ【失行症】
〘名〙 日常経験によって習得した運動が、意識障害もなく運動機能の障害もないのに大脳の一定部位の損傷によって行なえなくなった状態。行為不能症。
※埋葬(1971)〈立原正秋〉四「まるで失行症の病人のようにあっちにぶつかりこっちにぶつかりして歩いていた」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

失行症」の用語解説はコトバンクが提供しています。

失行症の関連情報

他サービスで検索

「失行症」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.