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太陰太陽暦【たいいんたいようれき】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

太陰太陽暦
たいいんたいようれき
lunisolar calendar
月の満ち欠けのほかに,1年間の太陽の動きを考えにいれた。一般には太陰暦という。この暦は大の月 (30日) と小の月 (29日) とを組合せて 12ヵ月 (平年) または 13ヵ月 (閏年) を1年としたもので,平年では 354日と 355日,閏年では 383日と 384日の4種の1年が考えられる。置閏法として,初めの頃は2年に1回閏年をおいたが,のちに 19年に7回閏年をおくメトン法が採用された。月の大小の並べ方には,平朔 (朔望月の平均 29.53059日に合せていくもの) と定朔 (実際の朔に合せていくもの) とがある。平朔では月の大小は交互になるが,16ヵ月または 17ヵ月ごとに大の月が3回続く。定朔では月の運動の不等によって大の月または小の月が4回続くこともある。西洋の暦はすべて平朔であったが,中国や日本の暦は初めは平朔で,のちに定朔に変った。

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デジタル大辞泉

たいいんたいよう‐れき〔タイインタイヤウ‐〕【太陰太陽暦】
太陰暦を、太陽の動き、すなわち季節にも合わせて作った暦。太陰暦の12か月は1太陽年より約11日少ないので、19年に7回の閏月(うるうづき)を置くなどして調節する。中国などの古代暦や日本の旧暦はこれに属する。陰暦

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占い用語集

太陰太陽暦
月の運行と太陽の運行を基本にした暦法。旧暦とも呼ぶ。太陽暦に比べて、一ヶ月が短く、一年が13ヶ月になることもあった。季節の運行などは、二十四節気などで調整して用いられていた。

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世界大百科事典 第2版

たいいんたいようれき【太陰太陽暦 luni‐solar calendar】
暦の1ヵ月の日数朔望月(さくぼうげつ)を基礎として決められ,1年の長さはある期間について平均すれば1太陽年になるようにくふうされた暦。太陰とは空にある月のこと。1朔望月は29日半あまりで,その12ヵ月は354日にしかならず1太陽年に11日ほど及ばない。したがって3年では33日も日付と季節がずれてしまう。そこで2年か3年に一度,ある月を2ヵ月おいて1年を13ヵ月にして,季節と日付の食違いを1ヵ月以内にとどめようとするのが太陰太陽暦である。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

たいいんたいようれき【太陰太陽暦】
太陰暦に、季節変化など、太陽暦の要素を取り入れて作った暦。普通、広い意味で太陰暦ともいわれている。日本の旧暦や、ギリシャ暦・ユダヤ暦・中国暦など。陰陽暦。陰暦。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

太陰太陽暦
たいいんたいようれき
月の満ち欠けする周期の朔望(さくぼう)月で日を数え、太陽の運行による周期太陽年(回帰年)をもって季節を調節してゆく暦法。略して陰陽暦、陰暦ともいう。朔望月と太陽年の端数をどのようにうまく調節してゆくか、すなわちどのように閏(うるう)月を挿入するかによって種々の太陰太陽暦法が生ずる。この暦法に属するおもなものとして、バビロニア暦、ギリシア暦、ユダヤ暦、インド暦、中国暦(大衍(たいえん)暦)などが知られている。日本で1872年(明治5)以前まで行われてきた暦法は、中国暦またはそれに倣った中国流の太陰太陽暦で、73年から採用した太陽暦を新暦というに対して旧暦(陰暦)という。陰暦1月から12月まで次のような異称がある。睦月(むつき)(陰暦1月)、如月(きさらぎ)(同2月)、弥生(やよい)(同3月)、卯月(うづき)(同4月)、五月(さつき)(同5月)、水無月(みなづき)(同6月)、文月(ふみづき)(同7月)、葉月(はづき)(同8月)、長月(ながつき)(同9月)、神無月(かんなづき)(同10月)、霜月(しもつき)(同11月)、師走(しわす)(同12月)。[渡辺敏夫]

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精選版 日本国語大辞典

たいいんたいよう‐れき ‥タイヤウ‥【太陰太陽暦】
〘名〙 太陰のみちかけを主とし、他方太陽の運行をあわせ考えて作った暦。閏月をおいて暦のうえの一年の平均の長さを一太陽年(三六五・二四二二日)に等しくしたもの。日本の旧暦、ユダヤ暦ギリシア暦、中国暦などがこれにあたる。陰暦。

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