Rakuten infoseek

辞書

天体【てんたい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

天体
てんたい
celestial body
宇宙にある太陽恒星惑星小惑星衛星彗星星雲星団銀河銀河団など,観測できる物体総称。ただし地球大気内にあって地球に属するとみられるものは省く。流星は大気内の現象であるが,起源が大気圏外なので天体に含める。地球起源のものでも半永久的に大気圏外に打ち出された物体は人工天体(→人工惑星)といわれ,また地球自体も天文学的にみれば天体である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

てん‐たい【天体】
太陽恒星惑星衛星彗星(すいせい)星団星雲など、宇宙に存在する物体の総称。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

てんたい【天体 celestial body】
宇宙に存在して地球から観測できるか,観測できなくても理論的に存在が考えられて,天文学的研究の対象となりうる物体の総称である。地球も惑星の一つとして天体と考える。太陽,惑星,衛星,小惑星,すい星などは太陽系の天体であり,人工衛星や人工惑星は人工天体という。恒星,星団,星雲,銀河などは太陽系外の天体である。ブラックホールや宇宙の地平線のかなたにある銀河などは観測できない天体である。【堀 源一郎】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

てんたい【天体】
恒星・惑星・星雲・星団・銀河・星間物質、太陽・月など、宇宙に存在する物体の総称。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

天体
てんたい
heavenly body
宇宙空間にある物質で、天文学が研究の対象とする物。地球のような惑星、月のような衛星、太陽のような恒星、恒星が多数集合している銀河などが代表的な構成要素であるが、それ以外に星間ガス、塵なども含む。
〔衛星〕惑星の周囲を公転している天体。地球の月、火星のフォボス、木星のガリレオ衛星、土星のタイタンなど。
〔惑星〕恒星の周囲を公転している天体のなかで、核融合せず、自身では光らない、比較的質量の小さな天体。太陽系における金星、地球、木星、土星や最近発見されている太陽系外惑星など。
〔準惑星〕太陽の周囲を公転している天体のなかで、重力平衡に達してほぼ球形をしているが、軌道上から他の天体を排除していない天体。冥王星(めいおうせい)、エリスやケレスなど。
〔太陽系小天体〕太陽系に属する天体のうち、衛星、惑星、準惑星以外のすべての天体の総称。小惑星、彗星(すいせい)、太陽系外縁天体や惑星間ガス、塵など。
〔惑星系形成天体〕惑星系を形成する途中で出現する原始惑星系円盤や微惑星など。
〔恒星〕自己重力によりガスが球状に収縮して中心部で核融合を起こし、自ら光り出した天体。太陽が典型的な例であり、宇宙を構成する基本要素の一つ。水素が主成分であり、核融合により、鉄までの元素を合成して、宇宙の化学進化を担う。恒星が、ある質量より大きいと最後は超新星爆発を起こし、ウランなどの重金属も合成する。
〔星団〕恒星の集合体で同時に複数の恒星が誕生したときの名残(なごり)である。比較的まばらな散開星団と、かなり集中している球状星団がある。
〔星雲〕星間ガスを近くの恒星が照らすことによりわかる天体。散光星雲、暗黒星雲、惑星状星雲、超新星残骸(ざんがい)などがある。
〔銀河〕恒星が多数集まった天体。恒星と並び、宇宙を構成する重要な要素で、銀河団、超銀河団を形成する。円盤銀河(渦巻銀河)、楕円(だえん)銀河、不規則銀河、矮小(わいしょう)銀河などがある。
〔銀河団〕銀河が数百から数千個集まった天体。銀河団内の銀河は衝突したり、すれ違いながら相互作用している例が多い。天の川銀河が属するおとめ座銀河団が有名。
〔超銀河団〕複数の銀河団が重力的に相互作用している大規模構造の天体。おとめ座銀河団が属しているおとめ座超銀河団がある。
〔宇宙の大規模構造〕銀河が壁のように分布するグレートウォール、ほとんど銀河がないボイド(空洞領域)がある。
〔暗黒物質(ダークマター)、ダークエネルギー〕正体は不明だが、存在は確実視されている。[編集部]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

てん‐たい【天体】
〘名〙 宇宙に存在する物体の総称。恒星・惑(わく)星・彗(すい)星・星団・星雲・星間物質・人工衛星など。
※聖徳太子伝(917頃か)上「太子奏曰、児相天体遐寿不延。代兄践祚。願施仁徳
暦象新書(1798‐1802)上「地の廻転は天体の左旋をなすといへり」 〔易経‐乾卦文言〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

天体」の用語解説はコトバンクが提供しています。

天体の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.