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天井【てんじょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

天井
てんじょう
ceiling
室内の上部に設けた面。ちり受けや小屋組み,床組みを隠すために設けるものであるが,現在では,照明,空調,放送機器などを取付ける機能も果している。仕上げにより,板や石膏ボード合板などを用いた張上げ天井,モルタルなどの塗天井,吊天井がある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

てん‐じょう〔‐ジヤウ〕【天井】
屋根裏を隠し、また保温などのため、部屋の上部の板を張った部分。組み入れ天井・格(ごう)天井・鏡天井などがある。
物の内部の一番高い所。
物価や相場の最高値。「相場が天井を打つ」⇔

出典:小学館
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とっさの日本語便利帳

天井
屋根裏を覆い隠すように張られた板のこと。その語源は、火事を防ぐまじないとして井戸の形に作ったからという説や、囲炉裏の上部の屋根に当たる部分に井げたの棚が組んであったからという説などがあり、一定しない。

出典:(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」

リフォーム用語集

天井
形態別に分類すると、平天井(ひらてんじょう)、折上(おりあげ)天井、船底(ふなぞこ)天井、掛込(かけこみ)天井、落(おち)天井、化粧屋根裏などがある。最も一般的な形態は平天井で、掛込天井・落天井は茶室などに用いられることが多い。

出典:リフォーム ホームプロ
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世界大百科事典 第2版

てんじょう【天井 ceiling】
室内空間の上限を構成する面をいう。室内空間と小屋裏などの空間とを区画するために設けられる仕切り状のものが本来の天井であるが,屋根や床の下面がそのまま室内空間の上限になっているものも天井と呼ぶ。木造住宅では梁(はり)などの架構部材や垂木(たるき)などの屋根を構成する部材をそのままあらわして野地板を天井面とすることがあり,化粧屋根裏と呼ばれる。鉄筋コンクリート造の集合住宅ではコンクリート床版の裏面に直接仕上げを施して天井面とすることが多い。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

てんじょう【天井】
部屋の上部を限る面。屋根裏や上の階の床下を隠すためや、ちりよけ・保温のために板などを張る。組入くみいれ天井・格ごう天井・竿縁さおぶち天井・鏡かがみ天井などがある。
物の内部の、一番高いところ。 「箱の-に穴をあける」
物価や相場の一番高いところ。 ⇔ 「 -を突く」

出典:三省堂
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家とインテリアの用語がわかる辞典

てんじょう【天井】
部屋の上部にあり、上階の床下や屋根裏と部屋を仕切る面。防塵(ぼうじん)・断熱・保温・防音などの役目を持つ。建築基準法で定められた居室の天井高は2.1m以上。和室では、もっとも一般的な竿縁(さおぶち)天井のほか、格(ごう)天井舟底(ふなぞこ)天井などがある。

出典:講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

天井
てんじょう
ceiling
建築空間の上方を区画する部位。通常は小屋組みまたは上階の床(スラブslab)組みの裏から板状の構成物を吊(つ)り下げる形でつくるが、床裏そのものを天井とすることもある。木造建物においてはとくに天井をつくらず、屋根裏や軒裏を美麗に仕上げて天井にかえることがあり、それぞれ化粧屋根裏、化粧軒裏とよばれる。
 天井をとくに設ける利点は、(1)一般に化粧の困難な構造体や天井裏に通す配管、配線など目障りなものを視線から遮断する、(2)壁、床とともに外界からの熱、音、気流などをある程度遮断または吸収する、(3)音、熱、光の反射面とすることができる、(4)色、形、面などの組合せにより屋内意匠を整えられる、などである。天井を設けるには、構造体(小屋組み、床組みなど)から吊り木を下げ、これに天井野縁(のぶち)を吊り、その野縁に天井材料を取り付ける。吊り木、野縁は木造建物では木材を用いるが、鉄骨造や鉄筋コンクリート造では最近は軽量鉄骨によることが多い。
 天井面の仕上げには張り物による場合と塗り物による場合とがある。張り物としては杉、欅(けやき)、そのほか肌の美しい木板を使用するほか、化粧合板、各種ボード(石膏(せっこう)ボードなど)、金属板、石綿板などの乾式材も用いられる。乾式材には、表面に模様をつけ、あるいは孔(あな)をあけて吸音効果を図るなどのくふうを凝らしたものが多い。塗り物は左官工事によるもので、漆喰(しっくい)、各種プラスター(石膏、ドロマイトなど)、セメントモルタルがあり、まれに土天井も用いられる。乾式材による張り物と塗り物には、さらにペイント塗りやクロスまたは壁紙張りなどによる仕上げを行うことがある。
 天井の形状には竿縁(さおぶち)天井、平天井(竿縁を用いないもの)、舟底天井(切妻屋根を下面から見上げた形の天井)、格(ごう)天井(格子の上に天井板を置いた形)があり、さらに豪奢(ごうしゃ)なものとして折上げ格天井(壁と天井の取付け部分に支輪をつけたもの)、組入れ格天井(格子の中にさらに細かい格子を組み入れたもの)があり、書院造によく用いられる。漆喰天井では、同じ材料による繰形(くりがた)や天井中心飾で装飾することがあり、日本ではいわゆる明治建築に優れた作品がみられる。草庵(そうあん)茶室の天井は特異で、通常は三段に分かれ、躙口(にじりぐち)を入ったところの天井は勾配(こうばい)がつけられ掛込み天井、点前席(てまえせき)の上は蒲(がま)を張ることが多いので蒲天井とよばれ、床の間の前の天井は蒲天井より一段高くなり、ここには竿縁天井を用いるのが普通である。
 なお、床上面から天井下面までの高さを天井高といい、一般の居室では2.1メートル以上にすることが建築基準法に規定されている。[山田幸一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

てん‐じょう ‥ジャウ【天井】
〘名〙
① 屋根裏をおおい隠し、塵よけ、保温のためなどに板を室内の上部に張ったもの。初めは天蓋として上から釣り、または柱を立てて上においたが、後には造りつけになった。
※正倉院文書‐天平宝字三年(759)三月・大仏殿廂絵画師作物功銭帳「彩色天井板花壱万拾壱区別〈方八寸〉」
※宇津保(970‐999頃)楼上上「ろうのてん上には〈略〉高麗錦を張りたり」 〔文選注‐張衡・西京賦〕
② 物の最も高いところ。特に物の内部の高い所についていう。
※義経記(室町中か)七「懸けさせたる笈のあしに〈略〉てんじゃうには四尺五寸の大太刀をまよこさまにぞおきたりける」
③ からかさのてっぺんに当たる部分。
※万金産業袋(1732)一「天井(テンジャウ)ばかり青を、紅葉といひ、ぐるりの青きを軒青(のきあを)といふ」
※売卜先生糠俵後編(1778)下「恐ろしき物の天井(テンジャウ)は色なり」
⑤ 物価や相場などの最高値。〔大坂繁花風土記(1814)〕

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