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大壁【おおかべ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

大壁
おおかべ
建築ののつくり方の一つで,とか間柱のような構造材を壁が包んでしまうつくり方。したがって内外の壁面には柱が見えない。柱を構造材としてのみ使うため,材料の合理的な使い方ができ,プレハブ住宅の多くはこの構法を採用している。なお意匠上柱を見せたい場合は,化粧柱または付柱を壁の上に取付ける。江戸時代の塗屋造は外は柱が見えず塗込めになっており,内側は真壁 (しんかべ) で柱が見えているが,この様式を大壁造という。

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デジタル大辞泉

おお‐かべ〔おほ‐〕【大壁】
木造建築で、柱の両面を板張りまたは壁塗りにして、柱が外部に現れないようにした壁。→真壁(しんかべ)

出典:小学館
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リフォーム用語集

大壁
壁面が構造材(柱や梁など)の外側で納まるため、構造材が壁内部に隠れて表面に現れない工法。一般に壁厚が大きくとれるため、壁内部に筋かい(すじかい)・補強金物・設備配管・断熱材・遮音材などを挿入しやすい。反面、壁内部に浸入した湿気などを外部に放出する工夫が必要となる。→真壁(しんかべ)

出典:リフォーム ホームプロ
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世界大百科事典 第2版

おおかべ【大壁】
壁の仕上面を柱の外側として,柱を表面に見せないように造った壁。真壁(しんかべ)に対する語である。洋風の木造建物に多く,土蔵の壁もこれに属する。通常は柱と柱との間に柱の二つ割または三つ割程度の断面を有する間柱(まばしら)を立て,ラスボード木摺(きずり)などの下地を施したうえで塗仕上げをするが,合板やボード類を直接張る仕上げ,さらに布や紙類を張る仕上げなど,さまざまである。筋かいが入れやすく,表面材で連続的に包むことが可能なため,性能上,一体の壁とすることが容易で,柱と柱にはさまれた中空部分は,電気の配線や給排水の配管,あるいは断熱・吸音材を充てんする際のスペースとして使えるなどのメリットがある。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

おおかべ【大壁】
柱が外部に現れないように仕上げを施した壁。洋間・土蔵の壁など。 → 真壁しんかべ

出典:三省堂
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家とインテリアの用語がわかる辞典

おおかべ【大壁】
木造建築で、柱をおおって外部に見せないように仕上げた壁。⇔真壁(しんかべ)

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
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日本大百科全書(ニッポニカ)

大壁
おおかべ
架構(かこう)式構造において、土台、柱、間柱(まばしら)(柱の間に用いて木摺(きずり)などを受ける半柱)、胴差(どうざ)しなどの軸組が外部に露出しないように、その表面を仕上げ材で覆う形でつくられる壁のことで、真壁(しんかべ)に対する用語である。大壁を用いて建てる構造形式を大壁造といい、日本では土蔵や塗籠(ぬりごめ)式城郭(姫路城がその典型)がこの形であるが、一般の和風住宅などではあまり用いられない。しかし洋風建築では大壁が普通である。大壁造では壁で軸組材が隠されるので、これに美麗な材料(化粧材)を用いる必要がない。また両面を大壁とした場合、その中間の空洞部に筋(すじ)かい、その他の補強材を組み込むことができ、かつ遮音材、断熱材などを充填(じゅうてん)することも可能である。反面、軸組材が外気に触れることがないので、日本のような多湿の風土では、軸組、とくに柱脚部で腐食やシロアリの害を促進するおそれがある。土蔵などでは外面を大壁、内面を真壁とし、多少ともその被害を避けるくふうがなされている。[山田幸一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

おお‐かべ おほ‥【大壁】
〘名〙 木造建築で、柱を塗りこんで表面にあらわれないようにした壁。土蔵の壁のほかは、一般に洋風建築などに用いられる。⇔真壁(しんかべ)。〔随筆・守貞漫稿(1837‐53)〕

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