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大事【オオゴト】

デジタル大辞泉

おお‐ごと〔おほ‐〕【大事】
重大な出来事。大きな影響を与える事件。「大事にならずに済む」「そりゃ大事だ」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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だい‐じ【大事】
[名]
重大な事柄。容易でない事件。「国家の大事
大がかりな仕事。大規模な計画。「大事を成す」「大事を企てる」
たいへんな結果。非常に心配な事態。「大事に至らないで済む」
出家して悟りを開くこと。
「―を思ひたたん人は」〈徒然・五九〉
[形動][文][ナリ]
価値あるものとして、大切に扱うさま。「大事な品」「親を大事にする」「どうぞ、お大事に」
重要で欠くことのできないさま。ある物事の存否にかかわるさま。「大事な用を忘れていた」「今が大事な時期だ」
大切(たいせつ)用法

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大辞林 第三版

おおごと【大事】
重大な出来事。大事件。大変。 「このことが知れると-だ」 「 -にならずにすんだ」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

だいじ【大事】
[1][3] ( 名 )
物事の根本にかかわるような重要なこと。一大事。 ⇔ 小事 「国家の-」 「お家の-」
大事業。また、大それたくわだて。 「 -を決行する」 「 -を企てる」
大変な事件。深刻な出来事。 「 -を引き起こす」 「 -には至らなかった」
〘仏〙 出家修行して悟りを開くこと。一大事。 「 -を思ひ立たん人は、去りがたく心にかからん事の本意を遂げずして、さながら捨つべきなり/徒然 59
技芸における真髄。秘伝。 「さて囃子はやしの-には/仮名草子・竹斎」
病気や傷が重いこと。重態。 「いと-にはあらねど/落窪 3
生死にかかわるような危険。 「頼家公御-とならんとき/浄瑠璃・近江源氏」
困難なこと。手ごわいこと。 「修行といふはいか程の-やらん、ためいてみん/平家 5
不都合。さしさわり。 「袴も着ずにこんな形なりで出るも…-あるまいか/歌舞伎・吾嬬鑑」 → だいじない
[0] ( 形動 ) [文] ナリ 
大切なさま。重要なさま。 「命の次に-な指輪」 「 -な話」
[3] 粗末に扱わないよう気をつけるさま。価値を認めて注意深く扱うさま。大切。 「体を-にする」 「部下を-にする」 〔「お大事に」の形で、相手の健康を祈る挨拶の言葉として、病床を辞去したり、手紙文の末尾に書き添えたりする場合に用いる〕

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精選版 日本国語大辞典

おお‐ごと おほ‥【大事】
〘名〙 (「おおこと」とも) めったにない重大なこと。規模や影響の大きな事件。大変。大事件一大事。〔易林本節用集(1597)〕
※二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉下「一二年の中に有附けば好けれど長引かれると大事(オホゴト)になる」

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だい‐じ【大事】
[1] 〘名〙
① 重要で、根本にかかわる事柄。大事件。大事業。
※十七箇条憲法(604)「十七曰。大事不独断、必与衆宜論」
※雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上二「何時にても国家の大事を担当するに足るべき準備を整頓するにあり」 〔易経‐遯卦〕
② 仏語。修行して悟りを開くこと。出家すること。
※正法眼蔵随聞記(1235‐38)三「是れ程の心不発して仏道と云ふ程の一念に、生死の輪廻をきる大事をば、如何が成ぜん」
※徒然草(1331頃)五九「大事を思ひ立たん人は、去りがたく、心にかからん事の本意を遂げずして、さながら捨つべきなり」
③ 寺院や法流にとって重要な修法や作法。
※醍醐寺新要録(1620)「報物集云〈略〉故僧正御房大事御書一向西南院伝候。答、不然。故覚洞院相伝大事等一切不動。遍智院経蔵大法つし有地」
④ 技芸などの真髄や、それにかかわる大切な事柄。芸道における秘伝、秘事など。
※仮名草子・竹斎(1621‐23)上「さて囃子の大事には、関寺小町乱拍子、猩々の乱れなり」
⑤ (形動) 普通の状態ではなく、困ったりてこずったりする物事。また、そういうさま。
(イ) 困難なこと。手ごわいこと。
※今昔(1120頃か)二八「但し其は楽人など呼び下すは、大事なれば否(え)呼び不給じ」
※謡曲・葵上(1435頃)「たとひ大事の悪霊なりとも、行者の法力尽くべきかと」
(ロ) 危険なこと。生死にかかわる一大事。
※名語記(1275)二「みな大事にもなくて、一方のたすかるすぢあるを かたやすとはいへるにや」
※浄瑠璃・近江源氏先陣館(1769)六「もしも運つき頼家公御大事とならんとき、これ、この龍頭の兜を着し、君に代って討死せん」
(ハ) 命にかかわるほど、病気や傷が重いこと。危篤。重傷。
※落窪(10C後)三「いと大事にはあらねど、起き臥しなやみ給ふを」
(ニ) 不都合なこと。いけないこと。さしさわり。→だいじない
※虎明本狂言・文荷(室町末‐近世初)「いやしからるるとも、両人がしかられう程に、大事じゃ、何とぞたくましめ」
※歌舞伎・傾情吾嬬鑑(1788)序幕「お武家方の前へ袴も着ずに、こんな形で出るもをかしいものだ。大事(ダイジ)あるまいか」
[2] 〘形動〙
① かけがえのないものとして大切にするさま。また、かけがえのないさま。
※大鏡(12C前)二「やむごとなき親王の大事にし給ふことなれば」
※浮世草子・日本永代蔵(1688)一「昼は家職を大事(ダイジ)につとめ、夜は内を出ずして」
② 評価して心にとめるべきさま。重要で根本にかかわるさま。「大事な点」「大事な問題」など。
※中華若木詩抄(1520頃)上「大事の異見を申すべきほどに、左右の人をしりぞけられよ」

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