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多角貿易【タカクボウエキ】

デジタル大辞泉

たかく‐ぼうえき【多角貿易】
2国間貿易における収支不均衡を防ぎ、貿易の拡大を図るために、3か国以上で多角的決済方式によって行われる貿易。三角貿易など。

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世界大百科事典 第2版

たかくぼうえき【多角貿易】

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大辞林 第三版

たかくぼうえき【多角貿易】
三国以上の間で協定を結んで行う貿易。双務貿易より貿易収支の均衡がとりやすいなどの利点がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

多角貿易
たかくぼうえき
multilateral trade
二国間の協定(双務協定)に基づいて行われる双務貿易に対する語で、3か国以上の多数国間で多角的決済方式に基づいて行われる貿易をいう。双務貿易では2か国間の貿易収支が均衡することが求められるが、それはむずかしく、無理に均衡化させようとすると貿易が縮小する可能性もあり、望ましくない。これに対して多角貿易では、たとえ二国間で貿易収支の不均衡が生じても、多数国間で全体としてみて均衡化すればよく、貿易の拡大および良質安価な商品取引が可能である。多角的決済方式としては多角的清算協定や多角的支払協定がある。ともに双務協定によるよりも貿易を促進・拡大することができ、国際分業・自由貿易の利益を受けることができる。とくに後者は外貨の節約効果が大きい。代表例として1950~58年のヨーロッパ決済同盟(EPU)があげられる。第二次世界大戦後は、戦前の双務貿易による保護主義やブロック経済などの弊害に対する反省から、IMF(国際通貨基金)・ガット体制のもとで、貿易・為替(かわせ)制限の撤廃、自由・無差別の原則に基づく、多数国間のよりグローバルな多角的自由・無差別貿易が実行された。現在のWTO(世界貿易機関)の基本的理念の一つである。[秋山憲治]

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精選版 日本国語大辞典

たかく‐ぼうえき【多角貿易】
〘名〙 多国間で行なう貿易。二国間だけの貿易に比べ、貿易収支の均衡を維持することが比較的容易で、また、相対的に良質の財を安価に輸入しうるなどの利点がある。→双務貿易

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