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多年草【タネンソウ】

デジタル大辞泉

たねん‐そう〔‐サウ〕【多年草】
多年生植物」に同じ。

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世界大百科事典 第2版

たねんそう【多年草 perennial herb】
多年生草本ともいい,一年草,二年草に対する語。2年以上生存を続ける草本植物のことを指し,地上部が冬になると枯死してしまうものでも,地下部などが越冬すれば多年生の性質をもつ。多年生であるが,地上部が夏季だけ繁茂するものを夏緑生といって常緑の草本と区別することがある。熱帯などで,乾季と雨季がはっきりしているところでは,雨季にだけ地上部が展開する生活形をもつものもある。個体(胞子体の世代)としては多年生であっても,同じ株から出た部分が順次枯死して新しいものと交代することも多い。

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大辞林 第三版

たねんそう【多年草】
多年生植物」に同じ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

多年草
たねんそう
perennial
草本植物で2年以上生存し、常緑または越冬の際地上部の一部は枯死するが、地際に近い茎葉と根部は生き残り、翌春ふたたび萌芽(ほうが)して成長開花するものを多年草とよぶ。本来、多年草は宿根草ともいい同じ扱いをしている。花卉(かき)園芸面では、その生育永続期間よりみて、多年草(宿根草)とは、広義には球根類なども含むが、栽培上は区別している。また夏から秋にかけ種子を播(ま)き、冬から春にかけて開花する二年草は含まない。[堀 保男]

栽培上の留意点

多年草(宿根草)の栽培にあたっては、原産地を知ったうえで気候条件、土壌条件になじむように管理することがたいせつである。[堀 保男]
気候条件
日本でも冬季積雪地域と無積雪地域とでは差がある。とくに太平洋側のように冬季の低温乾燥地域では根張りの悪いものは霜で浮き上がりやすい。また梅雨期の過湿やその後の地温の異常な上昇で乾燥し、生育が阻害されやすいものもある。[堀 保男]
土壌条件
多年草のほとんどのものは排水もよく保水性もある土質を好むが、原産地によっては腐植質を好むものや、石灰質があったほうがよく生育するものなどがある。[堀 保男]
植え替え
一度植え付けるだけでよいものもあるが、種類によっては忌地(いやち)性の強いものがあり、鉢物ではつねに新しい用土で植え替えてやらないと育ちの悪いものもある。一方、株が殖えて大株になりすぎて生育が衰えたり、根腐れをおこしやすいものもあるので、特性にあった植え替え管理が必要である。[堀 保男]
繁殖
種子繁殖もできるが、株分け、挿芽、接木(つぎき)などの方法で殖やすことができる。(1)株分け 3~5条(芽)を基準に分けるが、主として春に開花するものは秋、夏から秋に咲くものは春がよい。またハナショウブのように開花後の夏季がよいものもある。(2)挿木(挿芽、葉挿、根挿) 茎が木化していない多年草類では、挿芽とよぶことが多い。発根性の強いものでは、葉や根を切断したものを挿すだけでも殖やすことができる。(3)接木 株分けや挿芽が困難なものを殖やす場合に行う方法である。クレマチスではセンニンソウを台木として接木するような特殊な例もある。[堀 保男]

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