Rakuten infoseek

辞書

変性【へんせい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

変性
へんせい
細胞変性」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

へん‐せい【変性】
[名](スル)
性質などが変わること。また、その変わった性質。
「倫理の情は度々の経験を積んで―せる私利心なり」〈田口日本開化小史
たんぱく質のアミノ酸配列はそのままで、立体構造が変化すること。熱などの物理的あるいは化学的刺激によって起こり、ふつう生物的な活性は低下する。また、核酸の二本鎖の水素結合が切れ、一本鎖になること。
細胞代謝障害によって、異常物質が産生されたり形態的に変化したりすること。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

栄養・生化学辞典

変性
 本来の性質を失うことで,タンパク質については主に立体構造に変化が起こって,本来の機能を失う場合に使われる.タンパク質の場合,熱や薬剤で起こる.

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

へんせい【変性 degeneration】
医学的には,一般に外来の障害因子や代謝の異常によって細胞や組織が障害を受け,性質が変わったことをいうが,病理学では,ふつう,光学顕微鏡で観察したとき,そういった性質の変化に伴って質的あるいは量的に異常な物質の存在を示す像が細胞に出現するときにのみ用いられる。これは物理的障害を別にすれば,細胞にとって不利な化学反応によって起きた化学的レベルの損傷によって物質が蓄積されたために起こる。たとえば,自己融解性の酵素の作用で障害を受けた細胞内小器官を処理するための空胞ができたり(空胞変性),細菌毒素や種々の中毒物質で細胞内の代謝異常が起こって脂肪滴がたまったり,先天性酵素欠損のための代謝異常で物質の合成が途中までしか進まないため,あるいは逆に処理すべき物質が十分に分解されないまま細胞内に過剰にたまったりする。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

へんせい【変性】
タンパク質やアルコールにおける変性はdenaturationと呼び,合成樹脂の成分の一部を重縮合に際して変性剤で置き換えて,その性質を変えることや,デンプンを熱,化学薬品,酵素で処理することはmodificationと呼んでいる。 変性アルコールdenaturated alcoholは飲料用のエチルアルコールに変性剤を加えて工業用としたもので,工業用アルコールは税制の面で優遇されており,変性剤の添加も〈アルコール売捌規則〉で規定されている。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

へんせい【変性】
( 名 ) スル
性質が変わること。また、その性質。 「神経の構造を-せしめ/日本開化小史 卯吉
〘医〙 細胞内の代謝異常によって、組織が固有の機能を失って、量的・質的に変化すること。
タンパク質や核酸が熱・薬品などの作用により、結合の切断を伴わずにその構造に変化を起こして生物的活性を失うこと。可逆的なものと非可逆的なものがある。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

へん‐せい【変性】
〘名〙
① 性質が変わること。また、その変わった性質。〔慶応再版英和対訳辞書(1867)〕
② 特に工業関係などで用いる。
(イ) 天然蛋白質が加熱や紫外線などの物理的刺激あるいは酸・アルカリなどの化学的刺激をうけて、本来の性質を失うこと。化学的組成は変わらない。
(ロ) 工業用原料を飲食用に流用できないように他の物質を添加すること。
(ハ) 合成樹脂の成分の一部を他のものと置換すること。それによって性質の異なったものを製造する。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

化学辞典 第2版

変性
ヘンセイ
denaturation

[別用語参照]タンパク質の変性核酸

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
東京大学名誉教授工博 奥居 徳昌(編集)
東京工業大学名誉教授理博 海津 洋行(編集)
東京工業大学元教授学術博 梶 雅範(編集)
東京大学名誉教授理博 小林 啓二(編集)
東京工業大学名誉教授 工博佐藤 伸(編集)
東京大学名誉教授理博 西川 勝(編集)
東京大学名誉教授理博 野村 祐次郎(編集)
東京工業大学名誉教授理博 橋本 弘信(編集)
東京工業大学教授理博 広瀬 茂久(編集)
東京工業大学名誉教授工博 丸山 俊夫(編集)
東京工業大学名誉教授工博 八嶋 建明(編集)
東京工業大学名誉教授理博 脇原 將孝(編集)

Copyright © MORIKITA PUBLISHING Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

変性」の用語解説はコトバンクが提供しています。

変性の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.