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墳丘墓【ふんきゅうぼ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

墳丘墓
ふんきゅうぼ
弥生時代の墳丘をもつ墓を一般にこう呼ぶ。古墳には墳丘,埋葬施設などに全国的な一定の決りがあるが,墳丘墓にはない。両者は論理的には,こうした定義のもとに区別されるが,研究者間の観点に差があり必ずしも一致した見解があるわけではない。弥生時代の中期には墳丘の中に多数の埋葬施設をもつものが出現し,後期の後半になると,地方によって形態は異なるが,おもな埋葬施設が一つになる傾向がある。これは古墳に一歩近づいたものと考えられ,また,社会の変化を反映しているともいえる。弥生中期の佐賀県吉野ヶ里遺跡,大阪府加美遺跡,後期の岡山県楯築遺跡などが有名な例である。

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世界大百科事典 第2版

ふんきゅうぼ【墳丘墓】

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大辞林 第三版

ふんきゅうぼ【墳丘墓】
弥生時代に盛土によって墓域を画した墓制。方形・円形・長方形・前方後円形・双方中円形・双方中方形・四隅突出形の各種の墳丘があり、甕棺かめかん・木槨もつかく・竪穴式石室の複数葬の埋葬施設がある。西日本に分布し地域差が大きく、古墳のような統一性はみられない。

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精選版 日本国語大辞典

ふんきゅう‐ぼ フンキウ‥【墳丘墓】
〘名〙 墳丘によって墓域を画された墓。

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