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基本単位【きほんたんい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

基本単位
きほんたんい
fundamental unit
単位系を構成する基本となる少数個の単位で,それ自体が厳密な基準によって定義されたもの。単位系の他の単位はこれから組立てられる組立単位である。基本単位の選び方は任意であるが,その個数は必要最小限,その類は共通性の高い物理量であり,しかも基準量が精密に再現され測定されるものが望ましい。力学量の基本単位として長さ,質量,時間のそれぞれに対し,CGS単位系ではセンチメートル (cm) ,グラム (g) , (s) ,MKS単位系ではメートル (m) ,キログラム (kg) ,秒を選ぶ。重力単位系では長さ,重さ,時間をとり,その基本単位はメートル,重量キログラム (kgw) ,秒である。 MKS単位系に電磁気量の基本単位として電流の単位アンペア (A) を加えたのがMKSA単位系であり,さらに基本単位として温度のケルビン (K) ,物質量モル (mol) ,光度カンデラ (cd) を加えたのが国際単位系SIである。

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知恵蔵

基本単位
ある量体系の中で、取り決めによって互いに独立であるとみなされる諸量の1つを基本量と呼び、基本量の単位を基本単位と呼ぶ。いわゆる物理量(長さ、時間、速度、力、仕事など)は、幾何学運動学物理学などの諸法則によって互いに関係付けられており、いくつかの量を選んで独立の次元を持つ基本量とみなせば、その他の量はすべて基本量同士の乗算除算の組み合わせで表せる。
(今井秀孝 独立行政法人産業技術総合研究所研究顧問 / 2008年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

きほん‐たんい〔‐タンヰ〕【基本単位】
各種の物理量を測定するために設定された、互いに独立な数個の単位。国際単位系(SI)では、長さ(メートル)・質量(キログラム)・時間()・温度ケルビン)・電流アンペア)・物質量モル)・光度カンデラ)を基本単位とする。

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世界大百科事典 第2版

きほんたんい【基本単位】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

きほんたんい【基本単位】
種々の単位の組み立ての基礎となる、それぞれ独立に定義しなくてはならない数個の単位。普通、質量・長さ・時間の三つをとり、このほかに電流・温度を加える。質量の代わりに重さをとる場合もあり、また理論物理学では、速さ・電気量・作用量の三つを採用することがある。 MKS 単位系では長さ・質量・時間の単位にメートル・キログラム・秒を用い、 SI (国際単位系)はアンペア(電流)・ケルビン(温度)・カンデラ(光度)・モル(物質量)を加えた七つの基本単位からなる。 → 補助単位組立単位

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

基本単位
きほんたんい
単位系を構成する基本として選ばれた単位。たとえば、長さの単位と時間の単位を基本単位とすれば「長さ÷時間」で速度の単位を、「長さ÷時間÷時間」で加速度の単位を組み立てることができる。さらに質量の単位を基本単位に加えれば、「質量×加速度」によって力の単位も導くことができる。このように基本単位として少数の互いに独立した量の単位を選んでおけば、物理学の法則や定義を利用して、ほかの量の単位を組み立てることができる。この初めに選んだ基本単位に対し、組み立てられた単位を組立単位という。基本単位には普通、長さ、質量、時間の単位が選ばれる。これらはほかの量の単位を組み立てるのに便利なことと、単位を現示する標準が高精度で、かつ安定していることによる。しかし、工学で用いられている重力単位系では、質量の単位ではなく、力の単位である重量キログラムまたは重量ポンドを用いている。
 1960年に決議された国際単位系(SI)では、長さのメートル(m)、質量のキログラム(kg)、時間の秒(s)のほか、電流のアンペア(A)、熱力学温度のケルビン(K)、物質量のモル(mol)、光度のカンデラ(cd)の七つを基本単位としている。[小泉袈裟勝]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

きほん‐たんい ‥タンヰ【基本単位】
〘名〙 物理的諸量のもっとも基本となる単位。CGS絶対単位系のセンチメートル、グラム、秒、MKSA単位系のメートル、キログラム、秒、アンペアなどをいう。〔いろは引現代語大辞典(1931)〕

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