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【スイ】

デジタル大辞泉

すい【垂】[漢字項目]
[音]スイ(漢) [訓]たれる たらす しだれる しずる なんなんとする
学習漢字]6年
下の方にたれ下がる。たらす。「垂涎(すいぜん)垂直懸垂胃下垂
上位者が下位者に教えを示す。「垂訓垂示垂範
今にも…しそうだ。「垂死
国の果て。「四垂辺垂
[名のり]しげる・たり・たる・たれ
[難読]垂(しだ)り尾垂乳根(たらちね)垂木(たるき)直垂(ひたたれ)

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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栄養・生化学辞典

 口蓋垂は,口を開けたときに喉の入り口に上から下がってみえる組織.膀胱垂 (uvula of bladder) は尿道口の後方の隆起.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

たれ【垂】
能の仮髪((かつら))の一種。顔の左右から背後へかけて,肩下の辺まで放し垂れる仮髪。(かしら)よりは毛髪が少なく短く,髪すそが揃っている。黒垂(くろたれ)と白垂(しろたれ)の2種があり,黒垂は《高砂》《田村》などの後ジテ,白垂は《実盛》の後ジテ,《西行桜》などに用いる。【羽田 昶】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

たる【垂】
〔「垂水たるみ」の略〕
滝のこと。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

し・ず しづ【垂】
〘他ダ下二〙 垂らす。下げる。しだれさせる。
※古事記(712)上「下枝に白丹寸手(しらにきて)、青丹寸手を取り垂でて〈垂を訓みて志殿(シデ)と云ふ〉」
※琴歌譜(9C前)片降「木綿垂での 神が崎なる 稲の穂の 諸穂に之弖(シデ)よ これちふもなし」

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しずり しづり【垂】
〘名〙 (動詞「しずる(垂)」の連用形の名詞化) しずること。木の枝などに積もった雪が落ちること。また、その雪。しずれ。
※綺語抄(1107‐16)上「おくやまのしづりのしたの袖なれやおもひのほかにぬれぬと思へば」
※大観本謡曲・氷室(1532頃)「降り続く雪のしづりを掻き集めて」

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しず・る しづる【垂】
[1] 〘自ラ四〙 木の枝などから積もっていた雪がすべり落ちる。
[2] 〘自ラ下二〙 ⇒しずれる(垂)

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しずれ しづれ【垂】
〘名〙 (動詞「しずれる(垂)」の連用形の名詞化) =しずり(垂)
散木奇歌集(1128頃)冬「雪を重みしだれるみさの枝なればさはる小笠にしづれ落つ也」

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しず・れる しづれる【垂】
〘自ラ下一〙 しづ・る 〘自ラ下二〙 木の枝などから、積もっていた雪がすべり落ちる。
※丹後守為忠百首(1134頃か)冬「朝まだき松のうは葉の雪は見ん日影さしこばしつれもぞする〈源仲正〉」

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し‐だり【垂】
〘名〙 (四段動詞「しだる(垂)」の連用形の名詞化) たれ下がること。枝の、下にたれたもの。しだれ。
※天地有情(1899)〈土井晩翠〉哀歌「羅綺にも堪へぬ柳腰の 枝垂(シダリ)は同じ花の縁」

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し‐だ・る【垂】
[1] 〘自ラ四〙 下にたれる。たれ下がる。
※風俗歌(9C前‐11C中か)我門「我が門のや 垂(しだ)ら小柳 さはれ とうとう 之太留(シダル)小柳 垂るかいては なよや 之太留(シダル)小柳」
※今昔(1120頃か)一「其の樹の様は上より下まで等しくして葉しだりて枝に垂敷けり」
[2] 〘自ラ下二〙 ⇒しだれる(垂)

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し‐だれ【垂】
〘名〙 (動詞「しだれる(垂)」の連用形の名詞化) たれ下がること。しだり。
※俳諧・猿蓑(1691)四「よこた川植処なき柳かな〈尚白〉 青柳のしだれや鯉の住所〈一啖〉」

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し‐だ・れる【垂】
〘自ラ下一〙 しだ・る 〘自ラ下二〙 (四段活用の「しだる」から変化したもの) 長くたれ下がる。下にたれる。
※山家集(12C後)下「山ふかみ岩にしだるる水溜めんかつがつ落つる橡(とち)拾ふ程」
※竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の人生観「五分ほどの幅のその長い紙切れは丁度花火の火の尾のやうに長々としだれて舞ひ乍ら」

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たらし【垂】
〘名〙 (動詞「たらす(垂)」の連用形の名詞化)
① たらしたもの。帯(おび)
※古事記(712)序「名に帯の字を多羅斯(タラシ)と謂ふ」
② 航海中の船が荒天にあったとき、船の安全を保ち、流されるのを防ぐため、船尾もしくは船首からひかせる碇(いかり)、または碇綱(いかりづな)をいう船方言葉。
※安南国漂流物語(1767頃)「おのおの仏神に祈誓をこらし、大綱をたらしに引せ、六日の晩方まで東北の方え流れ申候」
③ したたり落とすこと。また、そのもの。したたり。たれ。
※俳諧・伊勢山田俳諧集(1650)寄合「老てたらしになりぬへき袖 小便にたたんとするも大義にて」

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たら・す【垂】
〘他サ五(四)〙
① たれるようにする。下に向くようにする。また、たれさげる。
※機械(1930)〈横光利一〉「誰も頭を垂らして眠りかけてゐるのである」
② 液体などを少しずつ落とす。細い糸状にして落とす。したたらす。
※百座法談(1110)六月一九日「師子を裂きて、血をたらして取りて持て参りぬ」

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たる【垂】
〘名〙 (「たるみ(垂水)」の略。「だる」とも) 滝(たき)をいう。〔和訓栞(1777‐1862)〕

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た・る【垂】
[1] 〘自ラ四〙
① 物の端が下にさがる。ぶらさがる。たれさがる。
※源氏(1001‐14頃)末摘花「あさましう、高うのびらかにさきの方少したりて、色つきたる事」
② 血、汁、涙など、液状のものがしたたる。流れ落ちる。
※万葉(8C後)二〇・四四〇八「ちちのみの 父の命(みこと)は たくづのの 白鬚の上ゆ 涙多利(タリ) 嘆きのたばく」
※徒然草(1331頃)五三「頸のまはりかけて血たり」
[2] 〘自他ラ下二〙 ⇒たれる(垂)
[語誌](1)奈良時代には自動詞がラ行四段活用、他動詞がラ行下二段活用であったが、平安時代の用法は、「血たり」「鼻たり」のように、大部分が連用中止法に固定しているところから、すでにこの時代、四段活用には衰退のきざしが見える。
(2)のち、本来は他動詞である下二段活用が自・他兼用となる。これは同じ四段活用の「足る」との同音衝突を避けたためである。
(3)「浪花聞書」に「たる 水がたる、乳がたるなどいふ。江戸でたれるといふ也」とあるところから、上方方言では江戸時代末期まで四段活用が用いられていたことがわかる。

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たれ【垂】
[1] 〘名〙 (動詞「たれる(垂)」の連用形の名詞化)
① たれること。また、たれているもの。
② 束帯の平緒(ひらお)につけてたれるもの。
③ 垂駕籠(たれかご)のむしろ戸。駕籠にのった客の姿をかくすように、むしろなどをたらして作った戸。
※浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)三「旦那申。跡の立場と代へます銭やって下はんせと、願へば垂(タレ)の内よりも」
④ 鎧(よろい)や剣道などの防具で、腰のまわりを保護するもの。
※武州このごろ記(1935)〈北条清一〉一千字訪問「その時、栄次郎は斎藤の前に胴とタレを持ち出して『どうぞこれをおつけ下さい』といった」
⑤ 「たれみそ(垂味噌)」の略。
⑥ 煮焼きに用いる調味汁のこと。蒲焼(かばやき)・焼き鳥・てり焼きなどに使う。
※歌舞伎・三人吉三廓初買(1860)六幕「『軍鶏と葱を買って来た』『そいつぁ妙だ、併したれがなくっちゃあいかねえが』」
⑦ 衣服や帯などのたれ下がった部分。特に和服で、女帯を太鼓結びにする際に、太鼓を作る方の端の部分をいう。→掛(かけ)
※滑稽本・七偏人(1857‐63)四「前をはだけふんどしのたれを広げて見せ」
※大道無門(1926)〈里見弴〉白緑紅「後手(うしろで)に帯のたれのあたりを撫でてみながら」
⑧ 暖簾(のれん)。また、戸の代わりにたれさがっている布など。
※小鳥の巣(1910)〈鈴木三重吉〉上「垢たれた更紗の垂布(タレ)を下げた、どす暗い料理場で」
⑨ 排泄(はいせつ)すること。「くそたれ」「鼻たれ」など他の語に付いて、人をののしるのに用いる。
⑩ 能の面の上から肩の辺までたらす髢(かもじ)。冠、烏帽子をつけた男神、女神、武将などに用いる黒垂れと、老人に用いる白垂れとがあり、前者は「養老(ようろう)」「葛城(かずらき)」「八島(やしま)」などに、後者は「実盛(さねもり)」「西行桜」などに用いる。
⑪ 剃刀(かみそり)をいう女房詞。毛垂(けたれ)
⑫ 人形浄瑠璃社会の隠語。
(イ) 女の頭。
(ロ) 女。
※談義本・根無草(1763‐69)前「茶碗で清左をもぢりちらし、無上にたれをかきさがしまわした跡でのはりこみ悪たい」
(ハ) 女陰。
⑬ 漢字の字形の構成部分の一つ。「雁」「病」「麻」などの「厂(がんだれ)」「疒(やまいだれ)」「广(まだれ)」をいう。
[2] 〘接尾〙 その性質や状態をはっきり表わす人をののしって言うのに用いる。「しみたれ」「なまたれ」「ばかたれ」「貧乏たれ」「がしんたれ」など。

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た・れる【垂】
[1] 〘他ラ下一〙 た・る 〘他ラ下二〙
① ものの一端を支えて、他端が下にさがるようにする。
(イ) かけてつるす。ぶらさげる。
※書紀(720)武烈即位前・歌謡「大太刀を 多黎(タレ)佩き立ちて 抜かずとも 末果しても 闘(あ)はむとぞ思ふ」
※渋江抽斎(1916)〈森鴎外〉九五「優(ゆたか)は此容貌で洋服を著け、時計の金鎖を胸前に垂(タ)れてゐた」
(ロ) 物やからだの一部の端を下げる。
※万葉(8C後)一九・四二七七「袖垂(たれ)ていざ吾が苑に鶯の木伝ひ散らす梅の花見に」
※読本・雨月物語(1776)菊花の約「丹治只頭(かしら)を低(タレ)て言(ことば)なし」
※蜃気楼(1927)〈芥川龍之介〉一「そこへ真白い犬が一匹、向うからぼんやり尾を垂(タ)れて来た」
② 液体を流し落とす。したたらす。
※古今(905‐914)雑下・九六二「わくらばに問ふ人あらばすまの浦にもしほたれつつわぶとこたへよ〈在原行平〉」
③ 上位の者が下位の者に何かを与えたり示したり教えたりする。
(イ) 神仏が加護や恵みなどをあらわし示す。→跡(あと)を垂(た)る
※今昔(1120頃か)一二「譬ひ前世の悪業拙しと云ふとも、仏慈悲を垂れ給へ」
(ロ) 手本、教え、戒めなどを示す。
※春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉政界叢話「家大人種々の教示を垂(タレ)賜ふ」
④ 後の時代にまで残し伝える。
※シェークスピアの本体(1933)〈菊池寛〉六「このシェークスピアが何によって不朽の名声を垂れたかと言へば」
⑤ 大小便や屁(へ)を体外に出す。
※日葡辞書(1603‐04)「ダイベンヲ taruru(タルル)
⑥ 「述べる」「言う」をけなしていった語。こく。
※滑稽本・続々膝栗毛(1831‐36)三「エエうるせへやつらだ。何でもはなしが出ると自惚(タレル)のだ」
⑦ 欲しがる。ねだる。
※洒落本・格子戯語(1790)「去年のよふな土産はいりんせんから草ざうしをもって来ておくんなんしといふ〈略〉あめをたれる子供とはきつい違なり」
⑧ 「剃る」を忌みきらっていう語。また、刃物がよく切れるの意。
※日葡辞書(1603‐04)「カミヲ taruru(タルル)〈訳〉子供の髪を剃る」
[2] 〘自ラ下一〙 た・る 〘自ラ下二〙
① ものの一端が支えられて、他端が下方にさがる。ぶらさがる。また、物やからだの一部の端がさがる。
※虎寛本狂言・仏師(室町末‐近世初)「左へひぢたをれば、荒菰が垂れてある」
※青年(1910‐11)〈森鴎外〉一四「たっぷり一握(ひとつか)みある濃い褐色のお下げが重げに垂(タ)れてゐる」
② 雲などが低くおおうように広がる。
※雪国(1935‐47)〈川端康成〉「山峡は日陰となるのが早く、もう寒々と夕暮色が垂れてゐた」
③ 液体が糸を引くように、また粒のようになって流れ落ちる。したたる。〔浪花聞書(1819頃)〕
※芋粥(1916)〈芥川龍之介〉「口髭にも、鼻の先にも、〈略〉汗が玉になって、垂れてゐる」
[3] 〘接尾〙 性質・状態を示す体言に付けて嫌悪の気持を表わす。「あまったれる」「なまたれる」など。
[語誌]上代には下二段活用が他動詞、四段活用が自動詞という区別があったが、中世以降、「生かす」「伸ばす」などの他動詞形の影響を受け、「たらす」という他動詞が派生したため、他動詞の「たれる」は「頭(こうべ)をたれる」「訓戒をたれる」のような慣用的用法に限られ、次第に自動詞化した。

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