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地方凡例録【じかたはんれいろく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

地方凡例録
じかたはんれいろく
江戸時代の農政書。 11巻。高崎藩大石久敬著。 16巻の予定で寛政3 (1791) 年起筆されたが,久敬のにより中絶。第1巻の農政概説から始り,年貢賦課に関する諸事項やキリシタン取締り,貨幣,度量衡など江戸幕府民政について広く解説されている。『日本経済大典』『日本史料叢書』所収

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デジタル大辞泉

じかたはんれいろく〔ヂかたハンレイロク〕【地方凡例録】
江戸時代の地方書。11巻。大石久敬著。寛政6年(1794)成立田制税制をはじめ、地方制度全般にわたる体系的な農政書として知られる。

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世界大百科事典 第2版

じかたはんれいろく【地方凡例録】
江戸時代の代表的な地方書。著者は高崎藩の郡奉行大石久敬(ひさたか)で,領主松平右京亮輝和の命をうけて執筆・献上し,書名も領主の命名という。全16巻を計画したが,11巻の献本を終えたところで病気がひどくなり,11巻の跋文を加えてもらったのが1794年(寛政6)11月である。その意味では未完の書であるが,地方に関することは11巻までにほぼ尽くされており,内容は地方総論から始まって石高之事,検地之事,新田切添之事,検見仕法之事等々,江戸時代の地方のこと全般に及んでいる。

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大辞林 第三版

じかたはんれいろく【地方凡例録】
江戸時代の地方の田制や租税・農政などを記録した書。一一巻。高崎藩士大石久敬著。1791年から94年までの執筆。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

地方凡例録
じかたはんれいろく
江戸時代の代表的な地方書(じかたしょ)の一つ。著者は大石久敬(ひさたか)(猪十郎(いじゅうろう))。1794年(寛政6)刊。久敬は筑後(ちくご)国(福岡県)久留米(くるめ)の出身で、1783年(天明3)59歳のとき高崎藩に召し抱えられる。のち同藩郡奉行(こおりぶぎょう)となり、91年(寛政3)藩主松平輝和(てるやす)の命により本書の著述に着手する。予定16巻のうち11巻まで著述し終わるも、残り5巻は94年その死により未完となった。本書の内容は、田制、税制をはじめ普請方(ふしんかた)や度量衡など農政・民政全般にわたっている。村方統治の実務的事項が体系的に叙述されており、『民間省要(せいよう)』などと並び江戸時代の地方書としてもっとも優れた著作の一つである。今日まで諸種の異本が流布するが、(1)徳川林政史研究所、早稲田(わせだ)大学所蔵の「筆写流布本」、(2)老中水野忠邦(ただくに)の要請で東条耕(琴台(きんだい))が改正・補訂を加えた「東条本」、(3)南総の大倉儀なる人物が校訂し、1866年(慶応2)に刊行された「大倉本」、の3系統に大別でき、項目名や項目数、振り仮名の有無などに若干の差がみられる。瀧本(たきもと)誠一編『日本経済大典』第43巻、同編『日本経済叢書(そうしょ)』第31巻所収。[飯島千秋]
『大石慎三郎校訂『地方凡例録』上下(1969・近藤出版社)』

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精選版 日本国語大辞典

じかたはんれいろく ヂかたハンレイロク【地方凡例録】
江戸時代の代表的な農政書。高崎藩の郡吏、大石久敬の著。寛政三年(一七九一)に起稿、同六年、七四歳で没する前に一一巻までを書きあげ、藩主松平輝和に献じた。慶応二年(一八六六)東条耕が校訂板行し、さらに明治四年(一八七一)久敬の孫信敬が補訂刊行。

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旺文社日本史事典 三訂版

地方凡例録
じかたはんれいろく
江戸時代後期,代表的地方書
高崎藩士大石久敬 (きゆうけい) の著。1792年の作。11巻。検地・石盛小作制度・諸税・地方帳簿・慣例・取扱法など,農政関係一般にわたる豊富な内容をもち,民政研究上不可欠の史料。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
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