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【つち】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


つち
長塚節 (たかし) の長編小説。 1910年発表。夏目漱石の依頼に応じて『朝日新聞』に連載した作者の唯一の長編で,郷里である鬼怒川に沿った僻村を舞台に,農民生活の実態を徹底して描写した作品。農村の四季の風物年中行事などを背景に,小作農の貧しさ,利己心などを独自の写生文で克明にあるがままに描いて,農民文学代表作となった。

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つち
日本映画。 1939年日活作品。監督内田吐夢。脚本八木隆一郎,北村勉。原作長塚節。出演小杉勇風見章子山本嘉一。土に生きる貧しい農民の生態を,3年の制作日数を費やして重厚かつ克明に描いた文芸映画で,この年のベスト・ワンに選出された。

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つち
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デジタル大辞泉

つち【土/地】
岩石が分解して粗い粉末になったもの。土壌。「花壇の―を入れ替える」
地球の陸地の表面。地面。大地。「故国の―を踏む」
「天」に対し、地上のこと。
「空から―へひと息にポーンと降り立つ雨の脚」〈柳虹雨の脚
鳥の子紙の一。紙の原料となる植物繊維に泥土をまぜて製した下等な和紙。
(「犯土」「槌」「椎」とも書く)陰陽道(おんようどう)で、土公神(どくじん)のいる方角を犯して工事などをすることを忌むこと。また、その期間。暦の庚午から甲申までの15日間をいう。つちび。
人の容貌(ようぼう)の醜いことをたとえていう語。
「御前なる人は、まことに―などの心地ぞするを」〈・蜻蛉〉
地下(じげ)のこと。
「―の帯刀(たちはき)の、歳二十ばかり、長(たけ)は一寸ばかりなり」〈落窪・一〉
[下接語]赤土荒(あら)土合わせ土上(うわ)土置き土鹿沼(かぬま)土壁土黒土肥え土白(しら)土底土叩(たた)き土作り土床(とこ)土苦(にが)土粘(ねば)土練り土埴(はに)土粘(へな)土・惚(ほ)け土・真(ま)土盛り土焼き土焼け土痩(や)せ土・用心土
[補説]作品名別項。→

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つち【土】[書名]
長塚節(ながつかたかし)の小説。明治43年(1910)発表。作者の郷里鬼怒川のほとりの農村を舞台に、貧農一家の生活を写生文体で精細に描く。昭和14年(1939)、内田吐夢監督により映画化。出演、小杉勇、風見章子ほか。第16回キネマ旬報ベストテンの日本映画ベストワン作品。

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と【土/度】[漢字項目]
〈土〉⇒
〈度〉⇒

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ど【土】
つち。土壌。「に帰す」
土地。地方。国。
「医師は…至急に―を換うるが第一ならんと」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
土曜日。
五行(ごぎょう)の第三位。方位では中央季節では土用五星では土星十干では戊(つちのえ)・己(つちのと)に配する。

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ど【土】[漢字項目]
[音](慣) (漢) [訓]つち
学習漢字]1年
〈ド〉
つち。「土塊土管土器土偶土砂(どしゃ)土壌土石土葬土台土木黄土客土出土泥土粘土表土糞土(ふんど)
人の住みつくところ。領有する地域。土地。「異土王土郷土国土焦土浄土寸土全土風土本土冥土(めいど)沃土(よくど)楽土領土
地方。その土地の。「土豪土産(どさん)土俗土着
五行の第三位。「土用
土佐(とさ)国。「土州
〈ト〉
土。地域。「土地率土
トルコ。「露土戦争
〈つち〉「土色赤土壁土黒土
[名のり]ただ・のり・はに・ひじ
[難読]産土(うぶすな)生土(うぶすな)土器(かわらけ)三和土(たたき)土筆(つくし)土耳古(トルコ)土師(はじ・はにし)土産(みやげ)土竜(もぐら)唐土(もろこし)

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に【土】
土。特に赤土。
「櫟井(いちひゐ)の丸邇坂(わにさ)の―を端(はつ)―は膚赤らけみ」〈・中・歌謡〉

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占い用語集

五行の一つ。土を象徴し、の土「戊土」との土「己土」がある。大地そのものの意味だけではなく、生成腐敗など土に関する作用全般を指す。季節では土用、方角では中央をあらわす。

出典:占い学校 アカデメイア・カレッジ
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デジタル大辞泉プラス

1939年公開の日本映画。監督:内田吐夢、原作:長塚節、脚色:八木隆一郎、北村勉、撮影:碧川道夫。出演:小杉勇、風見章子、山本嘉一、月見凡太郎ほか。第16回キネマ旬報ベスト・テンの日本映画ベスト・ワン作品。

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世界大百科事典 第2版

つち【土】
長塚節の長編小説。1910年(明治43)に《朝日新聞》に連載。夏目漱石の序を付して,12年春陽堂刊。作者の郷里である鬼怒川沿いの関東平野寒村を舞台に,そこに生きる貧農勘次一家の人間関係と生活を丹念に描く。妻のお品は自分で妊娠中絶しようとして命を落とす。娘のおつぎは卑屈な入り婿の父勘次と元自作農だった誇りを持つ祖父卯平の間に立ってかいがいしく働く。この3人を中心に幼い弟妹や地主一家との交渉を描き,いくら働いても貧しさから脱出できない小作農の悲惨な生活の実態が示されている。

出典:株式会社平凡社
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つち【土】

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大辞林 第三版

つち【土】
小説。長塚節作。1910年(明治43)「東京朝日新聞」連載。茨城の貧しい農民の生活を自然の推移とともに克明に写生した作品。

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ど【土】
つち。どろ。
土地。国。世界。また、仏土。 「彼の不退の-に往生し/平家 10
五行の第三。季では土用、方位では中央、色では黄色、十干では戊つちのえ・己つちのと、五星では土星にあてる。
七曜の一。「土曜」の略。

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に【土】
つち。 「櫟井いちいいの丸邇坂わにさの-を/古事記

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精選版 日本国語大辞典

ど【土】
[1] 〘名〙
① つち。土壌(どじょう)。〔書経‐禹貢〕
② 土地。大地。国土。領地。地方。場所。
※観智院本三宝絵(984)下「又彼仏は此土の衆生に大誓願あり。此土の衆生は彼仏に大因縁あり」
※高野本平家(13C前)二「嶋にも人まれなり。おのづから人はあれども、此土(ド)の人にも似ず。色黒うして牛の如し」 〔春秋左伝‐隠公一〇年〕
③ 五行の一つ。季節では土用、方位では中央、色では黄、天体の五星では土星にあたる。
神皇正統記(1339‐43)上「此神に木・火・土・金・水の五行の徳まします」 〔史記‐天官書〕
④ 「土曜」の。古暦で、七曜の一つ。また、現今の暦で一週間の七番目。
※森鴎外日記‐明治三一年(1898)一月「一日(土)歳を観潮楼に迎ふ」
[2]
[一] 「土佐国」の略。
[二] 「トルコ(土耳古)」の略。

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