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国衙【こくが】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

国衙
こくが
律令制下における諸国政庁。方8町の国府区画の中で中央北の方2町があてられた。この中に,税所 (さいしょ) ,調所 (ずしょ) ,政所,大帳所,朝集所,健児所田所公文所などの事務局があった。国衙は,平安時代中期から鎌倉時代にかけて,その国の政治,文化,軍事の中心となった。国司が常駐し,国内の統治と都との連絡にあたった。国衙にあって事務を行う官人を在庁官人といい,遙任国守が任国へ下向させた目代が,この在庁官人を率いて行政を行なった。この目代と在庁官人の構成する執務機関は留守所 (るすどころ) と呼ばれた。

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デジタル大辞泉

こく‐が【国×衙】
律令制で、国司政務を執った役所。国府。
国衙領」の

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監修:松村明
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防府市歴史用語集

国衙
 律令[りつりょう]時代に置かれた国の役所を言います。「国府[こくふ]」という言葉もありますが、「国府」はいろいろな施設を含めた広い範囲を指し、「国衙」は役所建物そのものを指します。

出典:ほうふWeb歴史館
Copyright 2002,Hofu Virtual Site Museum,Japan
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世界大百科事典 第2版

こくが【国衙】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

こくが【国衙】
律令制下、諸国に置かれた国司が執務する役所。国府。国庁。
「国衙領」の略。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

国衙
こくが
本来は、国府(こくふ)の正庁を中心とした官衙群(建物)をさす。転じて、国司(こくし)・在庁官人(ざいちょうかんじん)らの勤務する機関を総称する。[編集部]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

こく‐が【国衙】
〘名〙
① 令制で、諸国に設置された政庁。国司が政務にあたった役所。国府。国庁。
※続日本紀‐宝亀一一年(780)七月戊子「長官以下急向国衙、応事集議」
② 国衙領のこと。国領公領
※吾妻鏡‐文治元年(1185)一一月一二日「毎国衙庄園。被守護地頭者」

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