Rakuten infoseek

辞書

回春【かいしゅん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

回春
かいしゅん
rejuvenation
浸食作用が復活する現象地形の若返りともいう。浸食輪廻によって地形が変化していく過程のなかで,地殻運動気候変化などが起って浸食過程が中断され,新しい条件のもとに浸食,特に下刻が強くなること。回春が起ると,これまでの浸食輪廻は中絶され,新輪廻が始る。回春地形は複輪廻の地形。浸食を復活した河川回春川,その現象を川の若返りという。遷移点河岸段丘谷壁階段,穿入蛇行谷,先行谷谷中谷 (こくちゅうこく) などは回春地形の例。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

かい‐しゅん〔クワイ‐〕【回春】
春が再びめぐってくること。新年になること。
若返ること。「回春の妙薬」
病気が治ること。快復

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

かいしゅん【回春】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

かいしゅん【回春】
若返ること。 -の妙薬
病気が治ること。快復。
春がめぐってくること。新年になること。 日葡

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

回春
かいしゅん
河谷が河食輪廻(りんね)の進行によってある段階にまで発達したのちに、なんらかの原因によって輪廻の進行が中断され、輪廻の出発点に戻ってふたたび下方侵食が活発化し、幼年谷を発達させること。侵食の復活、若返りともいい、回春のおこった川を回春川という。
 地盤の隆起、傾動、撓曲(とうきょく)などの地殻変動によって河床勾配(こうばい)の増大や侵食基準面の低下がおこった場合、回春の原因となる。海面低下も地盤の隆起と同じ効果をもたらす。そのほか、河川争奪や気候変化に起因する流量の増大、気候変化や火山活動の消長に伴う川の運搬荷重の減少、湖沼や硬岩層などの局部的侵食基準面の消失なども回春の原因となる。河成段丘、遷移点は回春により生ずる。山茂美]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

かい‐しゅん クヮイ‥【回春】
[1] 〘名〙
① 再び春が巡ってくること。年が改まること。〔日葡辞書(1603‐04)〕
② 若返ること。
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉六六「両夫婦は回春(クヮイシュン)の思いを為して」
③ 病気がなおること。快癒(かいゆ)
※狂詩・二大家風雅(1790)答惚先生見寄「更笑先生亦病貧、治貧薬不回春、久悲銅脈難通用、何故金箱能得親」
④ 浸食輪廻がある段階まで進行したまま中断していた河川が、再び下方浸食を活発化すること。若返り。
[2] 中国、明代の龔廷賢(きょうていけん)の著わした医書「万病回春」のこと。
※仮名草子・竹斎(1621‐23)下「読み置く医書は何々ぞ。〈略〉難経、くいしゅん、医学正伝」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

回春」の用語解説はコトバンクが提供しています。

回春の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.