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四季【しき】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

四季
しき
The Seasons
イギリスの詩人 J.トムソン長詩。4巻。「冬」 (1726) ,「夏」 (27) ,「」 (28) ,「秋」 (30) の順序で出版され,最後の巻には自然への「賛歌」が加えられた。各巻ともその季節風物を綿密に描き,感懐を述べ,それに種々の挿話を配している。自然への愛や無韻詩を用いたことなど,ロマン主義先駆と考えられる。

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四季
しき
詩誌。 (1) 第1次 季刊。堀辰雄編集。 1933年5月に第1冊,同年7月に第2冊を刊行して中絶。堀,室生犀星佐藤春夫神西清,小林秀雄,横光利一中原中也丸山薫三好達治らが執筆。 (2) 第2次 月刊。堀辰雄を代表とし,丸山薫,三好達治が共同編集。 34年 10月~44年6月。通巻 81巻。ヨーロッパ詩の正しい理解のもとに日本詩の正統を守るという基本態度を貫き,萩原朔太郎の随筆をはじめ,三好,丸山,中原中也,立原道造津村信夫伊東静雄田中冬二神保光太郎らが活躍して第2次世界大戦前における抒情派最大の拠点となった。リルケの影響が強く,イデオロギーに偏しなかった点にも特徴がある。 (3) 第3次 堀辰雄編集。角川書店発行。戦後新文学の創造という堀の熱意によって 46年8月に創刊されたが,堀の病気のため,4号から神西清が編集を受継いだ。 47年 12月の5号で終刊。1次から3次まで終始堀が中心となり萩原朔太郎の影響による音楽的抒情性の濃い「四季派」を形成,「歴程派」と並んで最大の詩人群を育成した。

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四季
しき
四季を描いた楽曲名。この名をもつ作品では次のものが有名。 (1) ビバルディ作曲のバイオリン管弦楽のための協奏曲和声インベンションの試み』 op.8の第1から第4までの4曲。 (2) ハイドン作曲のオラトリオ。 (3) チャイコフスキー作曲のピアノ曲 op.37b。 (4) グラズノフ作曲のバレエ組曲。

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四季
しき
four seasons
一年の四つ季節春夏秋冬のこと。北半球南半球では出現期が逆になる。自転軸が地球の公転面(黄道面)に対して垂直ではなく,約 23.4°傾いていることによって生じる。温帯で明瞭にみられるが,高緯度や低緯度でははっきりと区別しにくい。日本や中国などの暦では立春,立夏立秋立冬が,欧米では春分,夏至,秋分,冬至が季節の始めになる。気候学的には,中緯度では一般に 12~2月を冬,3~5月を春,6~8月を夏,9~11月を秋とする。一方,低緯度の熱帯地方の季節は雨季乾季の 2季であり,夏季モンスーンの卓越するインドでは,12~2(3)月を冬,3(4)~5月をプレ・モンスーン,6~9月をモンスーン(雨季),10~11月をポスト・モンスーンとしている。

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デジタル大辞泉

し‐き【四季】
の四つの季節。四時。「四季折々の花」
各季節の末の月。すなわち、陰暦で、3月・6月・9月・12月。季春・季夏・季秋・季冬の称。
[補説]気象庁の天気予報等では、3月~5月を春、6月~8月を夏、9月~11月を秋、12月~2月を冬としている。
作品名別項。→四季

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しき【四季】[書名・曲名]
詩雑誌。昭和8年(1933)堀辰雄が創刊。第二次は翌年から三好達治丸山薫・堀辰雄編集の月刊で昭和19年(1944)まで発刊。萩原朔太郎室生犀星(むろうさいせい)中原中也などの叙情詩の代表的詩人が参加。第五次まで断続して刊行された。
《原題、〈イタリア〉Le quattro stagioniビバルディ作曲の、独奏バイオリンと弦楽合奏のための12曲からなる協奏曲集「和声と創意への試み」の中の、春・夏・秋・冬の名のついた第1番から第4番の通称。作曲年代未詳。
《原題、〈ドイツ〉Die Jahreszeitenハイドン作曲のオラトリオ。1801年ウィーンで初演。英国の詩人トムソンの作品に基づく。
滝廉太郎作曲の歌曲集。明治33年(1900)発表。武島羽衣作詞の「」、東くめ作詞の「納涼」、滝廉太郎作詞の「月」、中村秋香作詞の「雪」の4曲からなる。第1曲「花」は、春の隅田川の情景を描写した合唱曲として広く親しまれ、平成19年(2007)、文化庁と日本PTA全国協議会による「日本の歌百選」に選定された。
中村真一郎による4部作の連作長編小説、およびその第1作。昭和50年(1975)刊行。人の一生を四季にたとえ、本作が描く青春時代を春として、続く作品「」「」「」で同じ主人公の変化を描いた。
《原題、〈イタリア〉Le quattro stagioni》アルチンボルドの絵画「」「」「」「」の総称。さまざまな自然物で構成した寄せ絵の連作であり、神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世に献呈された。

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デジタル大辞泉プラス

四季
フランス出身の舞踊家・振付家マリウス・プティパによるバレエ(1900)。原題《Les Saisons》。サンクト・ペテルブルクのエルミタージュ劇場で初演。

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四季
オーストリアの作曲家ヨーゼフ・ハイドンのオラトリオ(1799-1801)。原題《Die Jahreszeiten》。農民たちが春夏秋冬の恵みについて、神に感謝と祈りを捧げる歌を歌っている。

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四季
ロシアの作曲家アレクサンドル・グラズノフのバレエ音楽(1900)。原題《Les Saisons》。マリウス・プティパの依頼により作曲された。

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四季
ロシアの作曲家ピョートル・チャイコフスキーのピアノ曲集(1875, 76)。全12曲。ロシアの一年の風物を元に、各月ごとに描写している。

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四季
イタリアの作曲家アントニオ・ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』の第1番から第4番までの通称。原題《Le quattro stagioni》。第1番から順に春、夏、秋、冬と名付けられている。バロック音楽の中で最も有名な作品の一つ。

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大辞林 第三版

しき【四季】
春・夏・秋・冬の四つの季節。
四つの季節の末の月。陰暦で3月・6月・9月・12月をいう。

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しき【四季】
ビバルディ作曲のバイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」第一番から第四番の通称。

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精選版 日本国語大辞典

し‐き【四季】
[1] 〘名〙
① 春・夏・秋・冬の四つの季節。四時。〔令義解(833)〕
※源氏(1001‐14頃)若菜下「調べ殊なる手二つ三つ、おもしろき大曲(ごく)どもの、四季につけて変るべきひびき、空の寒さぬるさを調(ととの)へいでて」 〔風俗通‐皇覇〕
② 各季節の末の月。すなわち、陰暦で、三・六・九・一二月をさす。季春・季夏・季秋・季冬の総称。また、各々の土用。
※応仁記(15C後)一「鹿苑院殿御代に倉四季にかかり、普広院殿の御代に成、一年に十二度かかりける」
※浮世草子・西鶴織留(1694)六「きう銀八拾目四季(キ)着て上下の帯ふところ紙手足の入用まで算用するに」
[2]
[一] 詩雑誌。第一次は、昭和八年(一九三三)五月、七月刊。全二冊。堀辰雄編集の季刊誌。第二次は、月刊。同九年一〇月から同一九年六月まで発刊。全八一冊。三好達治・丸山薫・堀辰雄編集。萩原朔太郎・室生犀星・中原中也ら当時の抒情詩の代表的詩人が参加執筆し、抒情の純粋性を追求した。戦後、第三次、第四次が刊行された。
[二] (原題Il quattro stagioni) 協奏曲。ビバルディ作曲。作品八。一七二五年刊。独奏バイオリンと弦楽合奏のための「和声法とインベンションの試み」一二曲中の、春夏秋冬の題名のついた最初の四曲。
[三] (原題Die Jahreszeiten) オラトリオ。ハイドン作曲。一八〇一年初演。スコットランドの詩人ジェームズ=トムソンの詩のドイツ訳によって作曲。春夏秋冬の四部三九曲からなる。

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