Rakuten infoseek

辞書

四大【しだい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

四大
しだい
catvāri mahābhūtāni
仏教用語。四大種の略。四元素の意。物質的現象を要素の点から4種に分類したもの。 (1) 地大 (堅固を本質とし,保持することをその作用とするもの) ,(2) 水大 (湿りけを本質とし,収め集めることをその作用とするもの) ,(3) 火大 (熱さを本質とし,成熟させることをその作用とするもの) ,(4) 風大 (動きを本質とし,成長させることをその作用とするもの) の4種。 (→五大 , 四元素論 )

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

し‐だい【四大】
仏語。万物の構成要素とされる、四つの元素。四大種。
1から構成されるとするところから》人間の肉体。
「―の身を悩ます病は」〈鴎外寒山拾得
道教で、道・天・地・王をいう語。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

よん‐だい【四大】
俗に、4年制の大学のこと。短大に対していう。→大学1

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

しだい【四大】
仏教で説く物質の構成要素のことで,地,水,火,風の4種をさす。〈大〉または〈大種〉はサンスクリットmahā‐bhūtaの漢訳語である。〈地大〉とは堅さを性質とし物質を保つもの,〈水大〉とは湿性をもつもの,〈火大〉は熱を性質とし成熟の作用をもち,〈風大〉は動作を性質とする。これら四大のそれぞれの名称,性質,作用などについては,古代インドにおいて古くから諸説があり,また,仏教の中にも異説がある。四大にさらに〈空大(くうだい)〉を加えて〈五大〉とすることもある。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

しだい【四大】
〘仏〙
物質界を構成する四つの元素、すなわち地・水・火・風。四大種。四界。
特に、人間の身体。地・水・火・風から構成されているからいう。
「老子」にいう四つの大きなもの。道・天・地・王の総称。
「四大天王」の略。 「 -のあらび/海潮音
[句項目] 四大空に帰す

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

よんだい【四大】
(短大に対して)四年制の大学。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

四大
しだい
仏教の術語。四大種とも。地・水・火・風の四大元素。インドでウパニシャッド時代から名称はあるが、仏教はこれをより精密に規定した。この四大は自然界の地・水・火・風ではなく抽象概念で、その本質はおのおの堅性・湿性・煖性(だんせい)・動性である。いっさいの物質はこの四大よりなり、そのうちのもっとも勢力の強いものが表面に現れるという。また人間の肉体を四大といい、これに空(くう)・識(しき)を加えて六界(六大)と称し、人間の精神と肉体のすべてを示すこともある。[加藤純章]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

し‐だい【四大】
[1] 〘名〙
仏語。地・水・火・風の四元素。すべての物体はこの四つから成り立つとする。四大種。〔勝鬘経義疏(611)〕
② (人体は①によって構成されるとするところから) 人間の肉体。身体。
※観智院本三宝絵(984)下「四大に病なくして生る所に清浄にして顔かたち麗しく浄し」
※歌舞伎・上総綿小紋単地(1865)四幕「四大おとろへ三魂まどひ」
③ (「老子‐二五」の「道大・天大・地大・王亦大、域中有四大、而王居其一焉」から) 宇宙に存在する四つの最も大きなもの、すなわち道・天・地・王をいう。
④ 四つの根元としての水・木・土・火。①と五行(ごぎょう)の木火土金水とを結びつけたものか。
浄瑠璃・傾城反魂香(1708頃)三熊野「水を仮り成たはぶれも終には迷ひの井堰(ゐせき)にからみ、木は執心の斧に砕かれ土は逢ふ夜の壁とへだたり、火は又三世の縁を焼く。四大の四苦を此身一つに重ね」
※浄瑠璃・心中天の網島(1720)中「小春に縁切思切、偽申すに於ては上は梵天帝釈下はしだいの文言に、仏揃へ神揃へ紙屋治兵衛名をしっかり」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

四大」の用語解説はコトバンクが提供しています。

四大の関連情報

他サービスで検索

「四大」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.