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器械体操【キカイタイソウ】

デジタル大辞泉

きかい‐たいそう〔‐タイサウ〕【器械体操】
鉄棒平均台跳び箱つり輪などの器械を使ってする体操。→体操競技

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

きかいたいそう【器械体操】

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大辞林 第三版

きかいたいそう【器械体操】
鉄棒・鞍馬・飛び箱・平均台などのすえつけ器械を使って行う体操。 ⇔ 徒手としゆ体操

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日本大百科全書(ニッポニカ)

器械体操
きかいたいそう
器械を使用して行うすべての運動をいう。素手で行う徒手(としゅ)体操、用具を持って行う手具(しゅぐ)体操と対比される。従来、器械体操といえば、鉄棒、平行棒、つり輪、あん馬などドイツ体操系統の運動を意味したが、正確には器械を使用して行う運動はすべて器械体操である。つまり、スウェーデン体操系統の肋木(ろくぼく)、横木、つり縄、つり棒、縄梯子(なわばしご)、跳び箱、平均台などのほか、アメリカで発達し日本でも普及しつつあるトランポリンも器械体操に入る。マット運動(マットを使用して行う転回運動)にしても、ドイツその他の国ではすでに器械運動として扱われている。[上迫忠夫]

歴史

器械を使用する運動は、古代ギリシア時代、軍事能力養成を目的とした戦技訓練の課目として取り上げられている。教育的な目的をもって器械体操が登場したのは19世紀に入ってからで、ドイツの体操家ヤーンが、ベルリン郊外ハーゼンハイデの森に体操場を設け、青少年のために鉄棒、平行棒、あん馬、木馬など器械運動の総合的訓練に従事、これが体操競技の基礎を開いた。その後、器械体操はドイツを中心にヨーロッパ各国に普及し、器械に改良が加えられ、技術も進歩して今日の体操競技に発展した。
 現在、体操競技の正式種目は、鉄棒(男)、つり輪(男)、あん馬(男)、平行棒(男)、段違い平行棒(女)、平均台(女)、跳馬(男女)、ゆか運動(男女)である。[上迫忠夫]

日本の器械体操

日本に体操が輸入されたのは明治の初めである。器械体操が競技として初めて組織的に行われたのは明治末期で、慶応義塾、麻布中学校、青山師範学校の間で争われた対抗競技の記録がある。1926年(大正15)に公布された体操要目により、懸垂、跳躍、倒立、転回などの運動が、学校体育の主要教材として全国的に実施された。器械体操が普及発展するにつれて、各大学の対抗競技も盛んになった。1930年(昭和5)全日本体操連盟(日本体操協会の前身)が結成され、体操競技の組織的基盤を確立した。器械体操は筋力の強化、巧緻(こうち)性の養成など身体の支配能力を高めるとともに、勇気、決断力、創造性の育成など精神的効果も大きく、小・中学校の体育では欠かせない重要教材の一つである。また、器械体操に使用される器具は、不良姿勢の矯正にも利用される。[上迫忠夫]

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