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喘息【ゼンソク】

デジタル大辞泉

ぜん‐そく【×喘息】
あえぐこと。息のせくこと。
息を吐き出すのが困難で、喘鳴を伴う発作性の呼吸困難をとした症候群アレルギーなどによる気管支喘息のほか、心臓病のある人に起こる心臓喘息や、尿毒症のときに起こるもの、神経性のものなどがある。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

喘息
 通常気管支息をいう.呼吸器アレルギー反応

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

ぜんそく【喘息 asthma】
文字上は〈が喘(あえ)ぐ〉状態,すなわち息がしにくいという状態を意味するが,医学上はこのような状態のすべてをさすわけではなく,突発する(発作性の)痙攣けいれん)性の呼吸困難を意味し,それがくり返して起こるというニュアンスが含まれている。喘息には気管支喘息と心臓性喘息の二つがある。気管支喘息はアレルギーと気道の過敏性が原因となる気道自体の病気であり,心臓性喘息は高血圧冠動脈疾患(狭心症心筋梗塞(こうそく)),大動脈弁疾患,僧帽弁疾患などによって起こった心不全が原因となる。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

喘息
ぜんそく

喘息には気管支喘息、心臓喘息、尿毒症喘息などがあるが、単に喘息といえば気管支喘息を意味する。すなわち、よく使われる1962年に発表されたアメリカ胸部医学会American Thoracic Societyの気管支喘息に対する定義によれば、「喘息とは気管や気管支が各種の刺激に対し反応性が亢進(こうしん)している状態で、臨床的には呼吸困難、咳(せき)、喘鳴(ぜんめい)となって現れ、気道の広範な狭窄(きょうさく)が自然に、あるいは治療により変化する疾患」である。かつては喘息といえば単に症候としての発作性呼吸困難をさしたが、現在ではその使い方を避けている。

 病因については古くから種々あげられているが、現在アレルギーの関与がもっとも広く認められている。そのほか、気道感染、精神的な要因や運動によっても喘息発作が誘発ないしは増悪する。アレルギーの関与の明らかなアトピー型(外因性)と感染が重要な要因となる感染型(内因性)と混合型に分類される。

 症状は可逆的な喘鳴を伴う発作性の呼吸困難が特徴である。発作がおこると、患者は横臥(おうが)しているよりも起坐位(きざい)のほうが楽である。発作の持続は数時間から数日にわたり、さまざまである。呼吸困難の状態が24時間以上続くような場合は喘息重積状態とよぶ。発作が軽くなり治まってしまうと、健康人とまったく変わらなくなることが多い。発作は秋がもっとも多く、ついで春に多い。とくに季節の変わり目に多い。1日のうちでは真夜中から明け方にかけておこることが多い。痰(たん)には好酸球、シャルコー‐ライデンCharcot-Léyden結晶、クルシュマンCurschmannの螺旋(らせん)体をみることがあり、種々の病的抗原を用いての皮膚反応では室内塵(じん)とダニに陽性を示すことが多い。

 治療の中心は吸入ステロイド薬である。原因抗原の明らかなときの減感作療法や抗IgE抗体療法、免疫抑制剤投与なども行われる。過労や過食を避け、感冒に注意し、禁煙が必要である。

[山口智道]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ぜん‐そく【喘息】
〘名〙
① あえぐこと。息のせくこと。
※三代実録‐元慶元年(877)四月八日「力雖喘息、貪進之間、不敢従一レ心」
※十善法語(1775)一「仏語に畜生は喘息やすからぬとある」 〔李白‐題随州紫陽先生壁詩〕
② 息をはきだすのが困難で、特有なぜいぜい鳴る発作性の呼吸困難を主症状とする症候群。気管支のけいれんや気管支粘膜の腫れ、あるいは粘液の分泌が高進して気管支が狭くなるために起こる閉塞性肺疾患を気管支喘息と呼び、弁膜症、狭心症、高血圧症などに続発し、過食や運動などが誘因となって起こる急性心不全状態を心臓喘息と呼ぶ。
※看聞御記‐永享四年(1432)四月一二日「御喝食令灸治。せんそくの療治也」

出典:精選版 日本国語大辞典
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

喘息
ぜんそく

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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