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問答【モンドウ】

デジタル大辞泉

もん‐どう〔‐ダフ〕【問答】
[名](スル)
問うことと答えること。質問と応答。また、議論すること。「人生について問答する」「問答をかわす」
仏語。教義についての論議や宗派間の法論。また、禅宗で、修行者が仏法についての疑問を問い、師家(しけ)がこれに答えること。禅の代表的な修行法の一。「禅問答

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

もんどう【問答】
討論的な応答をいう。日本の芸能の中には,早くから問答体による一種が成立していたらしく,《玉葉》治承2年(1178)11月2日条には,春日祭に赴いた勅使一行に加わる舞人が,奈良坂において検非違使(けびいし)に扮し,風刺をともなう問責劇を演じたことが見える。延年(えんねん)や猿楽能にも,一曲の見せ場を導くために問を設定する場合がある。延年の大風流(おおふりゆう)では,問答によって走物(はしりもの)などの風流を導き,舞楽で納め,連事(れんじ)では白拍子(しらびようし)などの歌謡を導く。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

もん‐だ・う ‥ダふ【問答】
〘他ハ四〙 (「もんどう(問答)」の動詞化) 問答する。論ずる。
※三道(1423)「此問答に、又老人夫婦など、事の謂はれを問答いて、云開く事あり」

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もん‐どう ‥ダフ【問答】
〘名〙
① 問うことと答えること。問と答。また、言いあうこと。議論しあうこと。
※万葉(8C後)四・六六七・左注「聊作戯歌以為問答也」
※義経記(室町中か)五「御辺達はこれにて敵のもんだうをせよ」
② 仏語。
(イ) 法義の意味などを論じあうこと。特に、禅宗では、修行者が疑問を師家に問い、師家がこれに解答すること。問酬(もんしゅう)ともいう。
※古事談(1212‐15頃)三「住果の縁覚仏所へは至哉と被問答有けるを、上人聞給て」
(ロ) 宗論や論議などのこと。大原問答・安土宗論などの類。
③ 指導を受けること。疑問点などを問いただして教示を受けること。
※為兼和歌抄(1285‐87頃)「稽古に力入る人も、才学を好み、義を案じもちてばかり問答をする時」
④ 中世の民事裁判で、訴人(原告)と論人(被告)が、裁判所を通じそれぞれ訴状と陳状(答弁書)を交換しあい、主張を行なうこと。三回まで行なうことができ、これを三問三答(三問答)という。また、この三問三答で決着のつかないときに、訴論人を引付の座(法廷)に呼び出して尋問すること(引付問答)をもいう。また広く訴訟一般をさしてもいう。問注。問陳。
※沙汰未練書(14C初)「問答之後、訴論人共有所存者重遂問答、是を覆問と云」
⑤ 江戸時代、大名・旗本などからの、幕府奉行所への裁判や民政についての問い合わせと、これに対する奉行所の答(挨拶)のこと。
※万葉(8C後)一〇・一八四二・左注「右二首問答」
[補注]中世には、四段に活用させた動詞「もんだふ」が見られる。→もんだう(問答)

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