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告白【こくはく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

告白
こくはく
Les Confessions
フランスの作家,思想家 J.-J.ルソー自叙伝。2部 12巻。 1765~70年執筆,没後 81年 (1部) と 88年 (2部) に刊行生誕からパリに出るまでを扱う明るい第1部とスイスを出てイギリスに逃れるまでの病的で暗い第2部とから成る本書は,自伝であると同時に自己弁護の書でもある。内包する雑多な異質の要素によって,ロマン主義自己表現に決定的な影響を与えるとともに,近代のリアリズム小説,さらには心理小説にも大きな影響を及ぼした。

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デジタル大辞泉

こく‐はく【告白】
[名](スル)
秘密にしていたことや心の中で思っていたことを、ありのまま打ち明けること。また、その言葉。「罪を告白する」
キリスト教で、自己の信仰を公に表明すること。また、自己の罪を神の前で打ち明け、罪の許しを求めること。
[補説]書名別項。→告白

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監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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こくはく【告白】[書名]
町田康長編小説。明治26年(1893)に起きた「河内十人斬り」と呼ばれる殺人事件をモチーフとした作品。平成17年(2005)、第41回谷崎潤一郎賞受賞。平成18年(2006)、第3回本屋大賞にて7位入賞。

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デジタル大辞泉プラス

告白
湊かなえのミステリー小説。2007年に第1章にあたる「聖職者」が第29回小説推理新人賞を受賞、その後雑誌連載と書き下ろし原稿を加えて、2008年に単行本刊行。同年の週刊文春ミステリーベスト10の第1位に選出。2010年、中島哲也監督、松たか子主演で映画化。

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告白
2010年公開の日本映画。監督・脚本:中島哲也、原作:2009年に本屋大賞を受賞した湊かなえの同名小説、撮影:阿藤正一、尾澤篤史。出演:松たか子、岡田将生、木村佳乃、高橋努、井之脇海、田中雄土ほか。娘を殺された中学校の女性教師が犯人である生徒たちを追い詰めていくサスペンス映画。第34回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞受賞。第53回ブルーリボン賞作品賞、助演女優賞(木村佳乃)受賞。

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告白
1970年製作のフランス・イタリア合作映画。原題《L'aveu》。監督:コスタ=ガブラス、出演:イブ・モンタン、シモーヌ・シニョレほか。

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告白
日本のポピュラー音楽。歌はシンガーソングライター、平井堅。2012年発売。テレビ朝日系で放送のドラマ「Wの悲劇」の主題歌

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告白
旗手啓介によるノンフィクション。日本が初めて本格的に参加したカンボジアでのPKO(国連平和維持活動)における、一人の文民警察官の死の真相を追ったNHKのドキュメンタリー番組の書籍化。2018年刊行、同年第40回講談社ノンフィクション賞を受賞。

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世界大百科事典 第2版

こくはく【告白 Confessiones】
アウグスティヌスの代表作の一つ。397年から400年にかけて書かれた13巻の書。そのうち1~9巻は自伝であって,幼少年時代の思い出,学業,読書,交遊,マニ教への入信とそこからの離脱,32歳のときの回心,その後しばらくのカッシキアクムでの生活と母モニカの死を記録している。第1巻冒頭に〈あなたはわたくしたちをあなたに向けて造られた。それゆえ,わたくしたちの心はあなたの内に憩うまでは平安を得ない〉とあり,この自伝は罪を表白しつつ神の愛と導きをたたえていることから,《懺悔録》とも《賛美録》とも訳される。

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Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

こくはく【告白】

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大辞林 第三版

こくはく【告白】
( 名 ) スル
心の中に秘めていたことを、ありのままに打ち明けること。また、その言葉。 「愛を-する」
キリスト教で、自己の信仰を公に言い表すこと。また、自己の罪を神に告げ、罪の赦ゆるしを求めること。
広く告げ知らせること。広告。 「 - …予私塾を開き英学を教授す/新聞雑誌 18

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日本大百科全書(ニッポニカ)

告白
こくはく
confession
キリスト教では、自分の犯した罪を痛悔し、それを神の前で述べて許しと恩恵を願うこと。プロテスタントでは「信仰告白」をさす。告白の行為には、神の救いと慈悲への信頼が込められており、告白を通じて、神の救いのわざを賛美するのである。『新約聖書』は、救いはイエス・キリストの十字架と復活のわざによって成就(じょうじゅ)されたと告げ、キリストへの信仰を告白することを求めている。カトリック教会では「告解(こっかい)の秘蹟(ひせき)」を略して告白というが、この場合、罪は司祭に告白される。[門脇佳吉]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

こく‐はく【告白】
[1] 〘名〙
① 心の中に思っていたことや秘密にしていたことなどを隠さないでありのまま告げること。
※戦へ、大に戦へ(1904)〈姉崎嘲風〉「雄弁とは辞令を巧にし身振りを弄するの謂でない、自信を告白するに過ぎない」 〔晉書‐徐邈伝〕
② 世間に告げ知らせること。広告。
※新聞雑誌‐一八号・明治四年(1871)一〇月「告白〈略〉明治四年辛未九月十九日よりして予私塾を開き英学を教授す」
キリスト教で、自分の信仰を表明したり、過去の罪を告げて神の許しを乞うたりすること。
※讚美歌(1903頃)目次「信徒の生涯〈略〉悔改 告白」
[2]
[一] (原題Confessiones) 宗教文学書。一三巻。アウグスティヌス著。四〇〇年頃成立。回心にいたるまでの自叙伝的回想を中心に、自分の生活を反省し、神の恩恵に対する感謝と賛美を語ったもの。ローマ帝政末期の哲学、宗教思想が示され、告白文学の傑作とされる。告白録。
[二] (原題Les Confessions) 自伝。二部一二編。ルソー著。一七六五~七〇年成立、死後、刊行された。誕生から一七六六年サンピエール島を去るまでの内面的自己形成の跡をたどったもの。厳しい自己省察と強烈な自我意識とが赤裸々に語られ、告白文学の傑作とされる。告白録。悔録。

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