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吉野山【よしのやま】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

吉野山
よしのやま
奈良県中部,吉野町南部にある山で,大峰山脈北端吉野川南岸に延びる長さ約 8kmの山稜総称。全山が史跡名勝指定されている。後醍醐天皇以下4代にわたり南朝所在地となったところで,南朝ゆかりの地,名所として有名。大峯修験宗総本山金峯山寺 (本堂,二王門は国宝) をはじめ吉野行宮跡,後醍醐天皇陵,吉野神宮吉水神社,吉野水分 (みくまり) 神社,如意輪堂,竹林院村上義光,西行庵などがある。サクラは下,中,上,奥の4ヵ所に分れて密集し,「一目千本」といわれる。吉野熊野国立公園に属する。

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デジタル大辞泉

よしの‐やま【吉野山】
奈良県中部、大峰山脈北端の尾根の称。南朝の所在地で史跡に富み、また金峰山寺(きんぶせんじ)蔵王堂)があり、修験道の根拠地。桜の名所で、平安中期から寄進により植えられた。平成16年(2004)「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産文化遺産)に登録された。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション

よしのやま【吉野山】
京都の日本酒。酒名は、丹後半島の中央にある吉野山に由来。主に丹後産米を使用して丹後杜氏が仕込む。精米歩合38%以下の大吟醸酒ほか純米酒普通酒がある。原料米は山田錦、五百万石。仕込み水は蔵元裏の奥山清水。蔵元の「吉岡酒造場」は寛政元年(1789)創業。所在地は京丹後市弥栄町溝谷。

出典:講談社
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世界大百科事典 第2版

よしのやま【吉野山】
奈良県吉野郡吉野町の山。大峰山脈の北端で,金峰山きんぷせん)(青根ヶ峰)から北西方向につらなる約8kmの山稜部分を称する。大峰山の入口で,金峰山修験本宗の総本山金峯山寺(蔵王堂)があり,また源義経や南朝ゆかりの史跡や伝承地に富む。役行者えんのぎようじや)によって蔵王権現神木とされたという桜は,参詣者などの献木により一山を埋め,吉野神宮付近の下千本,如意輪寺付近の中千本,吉野水分(みくまり)神社付近の上千本,西行庵付近の奥千本として有名。

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大辞林 第三版

よしのやま【吉野山】
奈良県吉野町にある山地。吉野川の左岸から大峰山脈北端に向けて高まる約8キロメートルに及ぶ尾根続きの山稜の総称。桜と南朝の史跡で知られる。歌枕 -こぞのしをりの道かへてまだみぬかたの花を尋ねむ/新古今 春上

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国指定史跡ガイド

よしのやま【吉野山】

奈良県吉野郡吉野町吉野山にある山地。大峰山脈の北端に位置する吉野山は、吉野川左岸の青根ケ峰(標高857.9m)から西北に続く尾根の総称。面積は約33万m2。桜の名所として知られ、樹数の多さ、高低差による花期の相違などから多くの観光客が訪れる。遺跡としては吉野宮、南北朝時代の吉野城、修験道の中心金峯山寺(きんぷせんじ)などがあり、古代から信仰・政治上の施設が多く営まれたことから、1924年(大正13)に国の史跡および名勝に指定された。中世城郭としての吉野城は、後醍醐(ごだいご)天皇の皇子護良(もりよし)親王の吉野挙兵以来、金峯山寺の城郭化が進められ、本陣の蔵王堂周辺の大橋には空堀、勝手社前には木戸が設けられ、後方の高城山は詰め城になっていたという。近世になると1594年(文禄3)の豊臣秀吉の花見以降、松尾芭蕉、本居宣長(もとおりのりなが)などの文人墨客をはじめ、一般人の吉野詣が盛んになった。周辺の飯貝、丹治、六田(むだ)などに小規模な城郭遺構が残されているが、吉野城の支城と推定されている。2004年(平成16)には「紀伊山地の霊場と参詣道」として、世界遺産に登録された。近畿日本鉄道吉野線吉野駅からロープウェイ「吉野山」下車、蔵王堂まで徒歩約10分、高城山まで徒歩約1時間。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

吉野山
よしのやま
奈良県中部、大峰(おおみね)山脈北端の青根ヶ峰付近から吉野川左岸に至る尾根をさす。しかし、一般にはロープウェー吉野山駅付近から奥ノ千本あたりの尾根をさし、国の史跡・名勝に指定されている。修験道(しゅげんどう)の聖地、また源義経(よしつね)や南朝の史跡の地として名高く、吉野熊野国立公園の北端部を占める。金峯山(きんぷせん)修験本宗総本山の金峯山寺をはじめ、吉野神宮、村上義光(むらかみよしてる)墓、吉野朝宮跡、吉水(よしみず)神社、勝手(かって)神社、大日寺、如意輪寺、後醍醐(ごだいご)天皇塔尾陵(とうのおりょう)、吉野水分(みくまり)神社、金峯神社、西行庵(さいぎょうあん)などの寺社、史跡がある。吉野山は桜の名所としても知られる。平安中期以降、蔵王権現(ざおうごんげん)の神木として桜を寄進する者が多く、現在では十数万本を数える。下(しも)ノ千本、中ノ千本、上(かみ)ノ千本、奥ノ千本といい、4月中旬、吉野山駅付近の下ノ千本から開花していく。[菊地一郎]

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事典・日本の観光資源

吉野山
(奈良県吉野郡吉野町)
さくら名所100選」指定の観光名所。

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精選版 日本国語大辞典

よしの‐やま【吉野山】
[一] 奈良県中央部の山。吉野川のほとりから大峰山に向けて高まる標高三〇〇~七〇〇メートルの尾根をいう。吉野神宮・金峯山寺蔵王堂・吉野宮跡・吉水神社などの史跡があり、桜の名所として知られる。吉野熊野国立公園の一中心。
[二] 義経千本桜の吉野山をもとに作られた所作事の一般的な通称。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典

吉野山
(通称)
よしのやま
歌舞伎・浄瑠璃の外題。
元の外題
幾菊蝶初音道行
初演
文化5.5(江戸・中村座)

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