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合気道【あいきどう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

合気道
あいきどう
相手の打・突・蹴や武器による攻撃を無手で制する武道の一種。大東流合気柔術をその源流とし,昭和初期東京に道場を開いた植芝盛平が合気柔術を合気武道と名づけ,のち合気道と改称した。 1948年合気会の結成とともに国内各地に道場や各大学にクラブが設置され盛んとなり,欧米各国にも広まった。技には,すわり技,立技,対武器の技などがあるが非常に危険なため,古来実戦の場以外は「形」による反復練習が行なわれていたが,1970年合気乱取法に基づく競技化が実現した。競技は徒手対短刀 (ゴム製) で行なわれる。

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デジタル大辞泉

あいき‐どう〔あひキダウ〕【合気道】
古流柔術の一派、大東流柔術の流れをくむ武術。関節の弱点を利用した押さえ技や投げ技を特色とする。

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日本文化いろは事典

合気道
武道は力や技で相手を倒すことを目標にするものが多いのに対して、合気道は「気」をもって相手の力を「制する」、いわば「受け」の武術であるという独特な スタンスをとっています。目的も強くなることではなく、心の修練です。古流武術から出発した「気」の武術は、強さを競うより大切なことがあるという理論を 持つ「人にやさしい」武術なのです。

出典:シナジーマーティング(株)

世界大百科事典 第2版

あいきどう【合気道】
広義には,古流柔術の一派大東流合気柔術を源流とする〈合気〉の名を冠する日本武術をいう。狭義には,同流修行者の一人植芝盛平によってまとめられた形(かた)(約束練習)による練習法と,その解釈を指すことが多い。しかし1960年ころ,植芝の高弟富木謙治(1900‐79)によって乱取法(自由練習)が創案されたため,形と乱取りによる練習法を総合して指す場合もある。
[合気]
 この語は近世の武術伝書《一刀流兵法韜袍起源考》《槍剣事理問答》などに見ることができ,相互に気勢や拍子があう状態の意味で使用されている。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

あいきどう【合気道】
古流柔術の一派からおこった武術の一。関節技・当て身技・投げ技を用いて、徒手で相手を制する格技。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

合気道
あいきどう
日本武道で格闘技の一種。

歴史

もとは古流柔術の一つ大東流柔術の流れをくむ。伝書によれば、源義光(よしみつ)を始祖とし、甲斐(かい)(山梨県)の武田家から会津(福島県)の武田家へ伝わったもので、明治・大正のころ会津の武田惣角により継承され、昭和に入って、その高弟である植芝盛平が柳生(やぎゅう)流や起倒流柔術などの長所も加えて従来の技を統合し、合気武道として大東流から独立、1944年(昭和19)には合気道と改称した。組織としては1940年財団法人皇武会を設立、1948年に財団法人日本合気会として改組、各地に支部や大学クラブが設けられた。1955年ころから海外にも指導者が派遣され、国際合気道連盟設立(1950)とともに近年では世界各国に道場が増えている。[石井恒男]

徒手をたてまえとしながら、刀、槍(やり)、棒による攻撃にも備える多様性のある護身武術である。技の特色は、殺傷を目的とせず、相手の手首、腕の関節の弱点を利用し、倒す、投げる、押さえることにある。その技は多角的で非常に多い。練習法には、約束による形の反復があり、これは力の統一性を養うとともに人間的精神の高揚を求める。関節技の練習は身体の柔軟性を養い、老人や女子も無理なく続けられるので、健康法としても適している。[石井恒男]
『植芝吉祥丸著『合気道』(1983・講談社) ▽植芝吉祥丸・植芝盛平著『合氣道技法』(2007・出版芸術社) ▽清水豊著『神仙道と植芝盛平』(2008・ビイング・ネット・プレス) ▽加来耕三『戦後合気道群雄伝』(2008・出版芸術社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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