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司書【ししょ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

司書
ししょ
librarian
一般的には,書籍を司るをいう。日本では,一般公共図書館の専門職員図書館法第4条に定められた資格を取得したをさす (学校図書館法で定められた学校図書館の専門職員を司書教諭という) 。司書になるには,(1) 大学を卒業して,文部大臣が委嘱する司書講習を修了する,(2) 大学で図書館に関する科目を履修して大学を卒業する,(3) 司書の補助的身分である司書補として3年以上勤務したのち,(1) でいう司書講習を修了する,のどれかが必要である。

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デジタル大辞泉

し‐しょ【司書】
図書館で、図書の収集・整理・保存・閲覧などの専門的事務を行う職。また、その人。資格は、図書館法に規定される。
[補説]作品名別項。→司書

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ししょ【司書】[絵画]
原題、〈イタリア〉Il Bibliotecario》アルチンボルドの絵画。板に油彩。縦97センチ、横71センチ。司書とされる人物を、書物で構成して描いた寄せ絵ウプサラ、スコークロステル城所蔵

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世界大百科事典 第2版

ししょ【司書 librarian】
図書館において書物をはじめとする各種情報(文献資料,マイクロ資料等)の整理・処理にあたり,これを広く利用者に供することを仕事とする職業。書物の所蔵,利用が王侯貴族および聖職者など特権階級に限られていた時代には,その書物の管理に当たる司書の役割も,おのずから学問の研究者,愛好者の兼ねるところであった。哲学者ヒューム,ライプニッツ,言語学者J.グリム,文人ゲーテも司書を経験している。しかし19世紀半ば以降,近代的な公共図書館が欧米において出現するようになると,図書の整理,貸出し業務も多忙となり,専業として図書と利用者のとりもち役としての司書の養成が必要となり,1887年コロンビア大学に図書館学校が併設され司書の本格的な教育がはじまる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ししょ【司書】
図書館法に基づき、図書資料の整理・保管・閲覧などに関する専門的事務を行う者。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

司書
ししょ
librarian
図書館の専門的事務に従事する職員。1906年(明治39)、「公立図書館ニ館長司書及書記ヲ置クコトヲ得」と「図書館令」第6条が改正され、司書が法令上、初めて明記された。1933年(昭和8)の改正で、「図書館ニハ館長並ニ相当員数ノ司書及書記ヲ置クベシ」と規定され、そして37年、第1回司書検定試験が行われた。1950年(昭和25)の「図書館法」では、司書は図書館の専門的事務に従事する、司書補は司書の職務を助ける、と規定されている。全国の公共図書館職員数1万4070人のうち、専任の司書・司書補は7028人である(2006)。

資格

司書となる資格は、(1)大学または高等専門学校の卒業者で、大学が文部科学大臣の委嘱を受けて行う司書の講習を修了した者、(2)大学卒業者で、大学において図書館に関する科目を履修した者、(3)3年以上司書補として勤務し、司書の講習を修了した者、となっている。
 司書補は、(1)司書の資格を有する者、(2)高等学校卒業者または高等専門学校第3学年修了者で、大学が文部科学大臣の委嘱を受けて行う司書補の講習を修了した者である。

職務内容

(1)総務(図書館の管理、運営)、(2)整理(図書館資料の選択・収集、受入れ・払出し、分類、目録作成、配架)、(3)奉仕(資料の閲覧・貸出し、レファレンス、移動図書館、児童奉仕など)の三つに分けられる。
 その職務を遂行するうえで、留意すべきことは、図書館の資料収集・資料提供の自由を守り、資料を理解する努力をつねに怠らず、利用者の多様な要求にこたえられる知識・技能をもち、利用者を差別せず、その秘密を守ることなどである。
 学校図書館には、専門的職務をつかさどらせるため、司書教諭を置かなければならない(学校図書館法5条)。1999年の文部省(現文部科学省)の学校基本調査によれば、司書教諭として教育委員会から正式に発令されている者は全国で574人にすぎなかったが、「学校図書館法の一部を改正する法律」(1997)により、2003年より12学級以上の規模の学校には司書教諭を置くことが義務づけられたため、司書教諭は2万3134人(2006)に増加した。[茂木幸雄]
『図書館問題研究会編『図書館用語辞典』(1982・角川書店) ▽根本彰監修・堀川照代・中村百合子編著『インターネット時代の学校図書館――司書・司書教諭のための「情報」入門』(2003・東京電機大学出版局) ▽全国学校図書館協議会編・刊『これからの学校図書館と学校司書の役割――配置促進と法制化に向けて』(2005) ▽全国学校図書館協議会編・刊『人とメディアをつなぐ学校司書のしごと』(2006)』

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図書館情報学用語辞典

司書
「図書館法」第4条には,“図書館に置かれる専門的職員を司書及び司書補と称する”とあり,“司書は,図書館の専門的事務に従事する”とされている.「図書館法」の性格からして,司書は公共図書館の専門的職員であるが,広義には専門職としての図書館員一般の名称としても用いられることがある.

出典:図書館情報学用語辞典 第4版
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精選版 日本国語大辞典

し‐しょ【司書】
〘名〙
① 書籍をつかさどる職。〔周礼‐天官・司書〕
② 図書館運営の専門的事務を担当する職員。図書館法に規定される一定の資格を有し、図書、記録の整理、保存などに関する事務に従事する人。〔図書館令(明治三二年)(1899)〕

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