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反陽子【ハンヨウシ】

デジタル大辞泉

はん‐ようし〔‐ヤウシ〕【反陽子】
陽子質量などは同じであるが、磁気モーメントの符号が逆の粒子

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素粒子事典

反陽子
記号電荷質量スピンパリティ寿命分類
p ̄-1938 MeV1/2とても長い重粒子
★記号★

陽子の反粒子。陽子や中性子と出会うと消滅していくつかのパイ中間子になる。クォークの構成:。地上には存在しない。宇宙からは少し飛んで来る。加速器で作ることにより発見された(1955年)。

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世界大百科事典 第2版

はんようし【反陽子 antiproton】
陽子の反粒子。したがって陽子と同じ質量,スピンをもち,質量数は-1,負の電荷,陽子と同じ大きさで逆符号の磁気モーメントをもつ。ふつうで表される。陽電子の発見(1932)以来,反陽子の存在は理論上予想されており,1955年アメリカのカリフォルニア大学(バークリー)で加速器により実際につくり出された。一般に反陽子は高エネルギーの素粒子反応で生成され,物質中の陽子または中性子と衝突して消滅し,数個(平均約5個)のπ中間子となる。

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大辞林 第三版

はんようし【反陽子】
素粒子の一。陽子の反粒子。記号 p  スピン・質量は陽子と同じだが、陽子と異なって負の電気素量をもち、磁気モーメントの符号も陽子とは逆である。1955年発見。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

反陽子
はんようし
反核子」のページをご覧ください

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日本大百科全書(ニッポニカ)

反陽子
はんようし
antiproton
素粒子の一つでアンチプロトンともいう。陽子の反粒子で質量は陽子に等しく、電荷は負で大きさは陽子のそれに等しい。スピン1/2でフェルミ‐ディラック統計に従う。
 相対論的場の量子論によれば、すべての粒子には反粒子が存在するので、理論的にはその存在は予言されていたが、1955年アメリカ、カリフォルニア大学のベバトロン(陽子加速器の一種)で人工的に創造され確認された。物質中の反陽子は陽子・中性子と対(つい)消滅してπ(パイ)中間子などに転化する。[益川敏英]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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